
リフォームポイント
玄関ドアのリフォーム方法
公開日:2015年07月22日
ドアを枠ごと交換する

ドアと枠、その周辺の外壁までも取り壊して、新しいドアと枠を設置する方法です。
玄関ドア周辺を一新する本格的なリフォームのため、豊富なデザインの中からこれまでとは全く違った大きさのドアを選ぶことも可能です。雰囲気をガラリと変えることができ、間口を広げることもできるのがメリットです。
一方で、一部外壁をも取り壊す大掛かりなリフォームですので、時間も費用もかかることがデメリットといえます。
ドアの枠は残して新規の枠をはめるカバー工法
元々ある枠を取り壊さずに、その上から新しい枠やドアをはめる施工方法をカバー工法と言います。
手順としては、古いドアを取り外し、古い枠の上に新しい枠を取り付け、新しいドアや化粧材等を取り付ける、という流れになります。
既存のドア枠の外部からのみ新しい枠をかぶせる方法と、内部からも外部からも新しい枠をかぶせる方法の2つがあります。
メリット
カバー工法の最大のメリットは、ドア枠も、ドアも新しくなるのに工期が短く、枠ごとリフォームする場合に比べると費用も抑えられる点です。
外壁も内壁も傷つけることなく、大抵はたった1日の工事で玄関ドアが生まれ変わります。防犯上欠かせない玄関ドアの工事に何日もかけるのは不安なものですので、セキュリティ面から見ても、工期が短いのは大きなメリットです。費用を抑えることができるのは、大掛かりな工事もなく、少人数での施工ができるからです。
デメリット
デメリットは、新しく取り付けるドア枠の分だけ間口が狭くなることです。既設のドア枠のタイプによっては大きな額縁が必要になって、重々しい雰囲気になってしまうこともあります。間口だけでなく、下枠の段差が大きくなってしまうこともデメリットといえるでしょう。