
リフォームポイント
ガレージを趣味や収納場所として使用する例
公開日:2019年01月28日

「今回のリフォームの機会に、ガレージを作りたい。」「ガレージはあるけれど、もっと違う使い方も考えてみたい。」そのような気持ちをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ガレージというと、「車を入れる場所」というのが、大半の方のイメージではないでしょうか。でもそのガレージを趣味や収納場所として利用できると考えたら、単なる車を入れる場所というイメージは大きく変わるでしょう。
現にガレージを所有している方の事例を見ていると、存分に楽しんで、お洒落に作られている方が多い事に圧倒されます。
この記事では、ガレージをもっと工夫して使ってみたいと思っている方に、そのアイデアを紹介したいと思います。是非、ガレージづくりに参考にしていただきたいと思います。
趣味で使うガレージ
ガレージのもう一つの使い方で良く見られるのが、趣味の場所として使っているものです。ガレージの本来の用途である、車の車庫というものは残しつつも、自分の趣味の部屋として使っている事例を紹介したいと思います。
バイクを走らせる為の作業スポット
車が好きな人はたくさんいますが、バイクが好きな人もたくさんいます。観光地などに出向くと、バイクを連ねてツーリングしている集団をよく見たりと、バイクを愛している人がこんなにも多くいるのだなと改めて感じるものです。バイクが好きな人は、部品やパーツを交換してバイクいじりをする事も好きな人が多いのではないかと思います。
ガレージの中では、その作業だって黙々とできてしまいます。元々は車の駐車スペースなので、ガレージの内装仕上げは至ってシンプルにしておけば、汚れとかも気にせずに存分に作業ができます。壁には、工具をずらっと並べたり、タイヤ等もおいておけます。雨、風を心配せずにいつでも趣味に没頭できるプライベート空間になることでしょう。
音楽を存分に楽しめる
ギターを思う存分弾きたいけど、そんな趣味を叶えられるのもガレージにはあります。家の中ではなにかと音の事や、周りの事が気になって弾ける環境では無いという人でも、ガレージという車との共用スペースなら存分に使うことができます。
当然、住んでいる近隣環境にもよりますが、防音性能をある程度高めたりすれば、仲間とセッションなんて事もできる環境です。
コレクションルームにもぴったり
コレクションを趣味としている方もいらっしゃる事でしょう。本当にコレクションをし始めると増えていく一方で、家の中ではおさまらないなんてこともあるのではないでしょうか。ガレージ自体にどれだけの大きさをとれるかということにはなりますが、壁面などを上手く利用すればたくさんのコレクションを並べる事ができます。コレクションに囲まれたガレージはきっと素敵になるでしょう。
広々とゴルフの練習
仕事の関係でゴルフをしている方、大人のスポーツ趣味としては、やはりゴルフは根強い人気があります。趣味としている方は、家の中でも練習したいって思うのではないでしょうか。広い家ならやっとパター練習ができるくらいかと思います。
ガレージなら、天井を高くすれば、スイングの練習だってできるでしょう。きっといい自主練習場になることかと思います。
黙々とトレーニング
健康の為、体を衰えさせない為、トレーニングに励む人も多い事でしょう。スポーツジムに通うのは少し面倒だったり、とにかく自分だけで黙々やりたいと思っている方も多いはず。
家の中でも、もちろんトレーニングはできますが、家族の目が気になったり振動が気になったりと思いっきりできないのではないでしょうか。家の中とは少し違った本格的なトレーニングだってできるのがガレージです。もちろん、機械を持ち込んだりすることも簡単です、また振動だって気にならないので思いっきり体を動かす事ができます。パイプを取り付けたりすれば、懸垂なんて事も。とにかくいろいろ工夫しながらトレーニングができそうです。
収納場所で使うガレージ
車を収納するというのが本来のガレージの目的ですから、他の物を収納するのにも最適な場所ではないでしょうか。家の中は何かとスペースが取れないものです。ガレージは車を収納するくらい大きいので、ちょっと工夫をすれば大きなものから小さなものまでたっぷり収納できます。ここでは、ガレージを活用した収納事例を紹介したいと思います。
キャンプ用品も楽々収納
平日は一生懸命働き、休日は好きなアウトドアライフを堪能したい、そんな日常を過ごしている方もいる事でしょう。でも、アウトドア用品は、テントから机までかさばるものがとにかく多い。普通の物置くらいではとても入る量ではありません。
それらをガレージに収納すれば、楽々と収納ができる事でしょう。アウトドア用品の椅子などは、もともと外で使用する為に作られているものなので、ガレージ内の机や椅子などとして利用しても申し分ないでしょう。収納だけでなく、ガレージを使ってバーベキューをしたり、手入れをしたりと出来る事はたくさん広がりそうです。
下駄箱に入らない、たくさんの靴も余裕で収納
女性の方は、靴が一般の下駄箱で納まらなくなると良く聞きます。玄関に出しっぱなしになっていたり、クローゼットの奥にしまう事になったりと、整理が大変です。ガレージだと、一応土足エリアになりますので、下足入れのように並べておいておく事もできますよね。ガレージの片隅に下足置様の棚板を取り付ければ、第二の下足入れになります。
スキー用品もお洒落に収納
ウインタースポーツの、スキーやスノーボードを趣味にしている方も多い事でしょう。しかし、これも道具が嵩張るものです。家族の人数分の道具をしまおうと思うとかなりのスペースが必要になります。家の中にしまっているとせっかくの憩いの場所がぐっと狭くなってしまいます。
ガレージがあればそこに保管しておく事が楽々可能になる事は間違いありません。また、インテリアの様に、壁面に這わせて保管すれば、お洒落な雰囲気が演出できます。ゲレンデに行って帰ってきてそこに収納しておけば、乾燥もできますし一石二鳥になる事は間違いありません。
本もずらりと収納
本好きな人はいくら本棚があっても足りないと思っているのではないでしょうか。書店や図書館の様に、ずらりと本を並べたいと思っている方も多いことでしょう。
本を捨てたくない人は増えていく一方です。だから、ガレージを書庫代わりに利用するのもよいかもしれません。ホームセンターに売っている本棚を設置してもよいですが、本の大きさに合わせて棚板を設置すれば無限に本を置くスペースが作れそうです。収納だけでなく好きな本に囲まれて椅子でもおけば、ゆっくりと読書に励む事もできるでしょう。
まとめ
ガレージは、車庫という使い方だけに限らず、趣味の空間や収納空間として活用できます。ガレージを作ろうと思うきっかけというのは、車を大事にしたいという思い等から始まるものかもしれませんが、今回の事例で紹介させていただきましたように、様々な活用用途があります。これだけのメリットがあると、きっとガレージ作りがわくわくするものになる事は間違いありません、是非、自分やご家族のライフスタイルにあったガレージを見つけてみてください。