
リフォームポイント
階段下のスペース活用法
公開日:2015年07月21日
収納として活用

階段下のデッドスペースを有効に使う方法はいくつかありますが、一般的には収納場所として活用されていることが多いです。収納量などは階段の形状や大きさによって変わってきますが、収納場所を少しでも確保するために設ける家庭が増えています。
一番シンプルなかたちは、階段下全面に仕切りや棚を設けることです。大きさの違うスペースなどが生まれ、小物から大きい物まで収納することが可能です。また扉があるかないかでも収納の仕方が変わり、扉を付けない場合はみせる収納となり、インテリアとしても楽しめます。反対に扉を付けることで見せたくない物を隠すことができます。
ただし、扉を設置する際は、その扉の開閉部分のスペースが必要となりますので注意しましょう。階段が廊下にある場合はあまり問題ないですが、リビングなどにある場合は、扉の前に物は置けないということもあります。
他にも活用例として、階段のステップ下のスペースを活かし正面から引き出しを設置したり、横一面をたんすのような引き出しにしたりなどが挙げられます。また、キャスター付きの棚を設置すれば出し入れが楽になり、使い勝手もよくなります。このように、階段下を収納にするには様々な方法があり、階段をリフォームする際には取り入れてみても良いのではないでしょうか。
収納以外の使い方
階段下を活用するには、収納だけではありません。収納以外の使い方として、生活空間にする家庭も増えてきています。例えば書斎や子供の勉強場所として利用する方法です。階段下は天井が低く、少し閉鎖的な空間になるため読書や勉強など集中したい時に適しています。
また、ソファを置いてくつろぎの空間を設けるとデッドスペースもオシャレに生まれ変わります。トイレや洗面所を階段下のデッドスペースに設けている家庭もあり、収納だけには捉われない意外な使い方を知っているとリフォームをする時に参考になるでしょう。
使い方によっては工事が必要
階段下のデッドスペースに収納や書斎を設けて活用すると暮らしが楽しくなりますが、用途によっては照明などを取り付ける工事が必要になる場合があります。その際、照明は消し忘れがないような人感センサーを選択すると電気代の節約にもつながります。また、照明スイッチを使いやすい位置に取り付ける事も動線や使い勝手に関わってくるので考えておきましょう。