
設備機器
洗濯機・乾燥機の選び方
公開日:2015年06月25日
洗濯機・乾燥機を選ぶポイントはいくつかありますが、まずは洗濯機・乾燥機の種類を把握しておきましょう。大まかでもよいので、どのような種類の洗濯機・乾燥機が販売されているのかを調べてください。
洗濯機は乾燥機能がついていない従来の全自動洗濯機、乾燥機は、衣類乾燥機として専用のものがあります。最近では洗濯機と乾燥機の機能が一体化した洗濯乾燥機も多くなっています。
どのように洗濯機・乾燥機を選べば良いか具体的にご紹介します。
洗濯機・乾燥機の選ぶポイント
ドラム式とタテ型

洗濯機や洗濯乾燥機は、ドラム式とタテ型があり洗浄方法や乾燥方法にも違いがあります。
乾燥機能がどちらも付いている場合、選び方としては乾燥機の使用頻度で選ぶと良いでしょう。乾燥機能をよく使うという方は乾燥機能に優れ、衣類が傷つきにくいタイプのドラム式がおすすめです。逆に、乾燥機能はあまり使う事がなく、外で乾燥させたいという方や、洗浄力を重視したいという方はタテ型が適しているといえます。
乾燥方法としてはヒーター乾燥方式とヒートポンプ乾燥方式に分けられます。
ヒーター乾燥方式は高温で乾燥させるため、衣類が傷みや縮みが起こりやすいです。冷却水を使用し温風を発生させるため、水道代や電気代がかかります。一方で、ヒートポンプ乾燥方式は低温で乾燥させるので、衣類の傷みや縮みは少なくて済み、使う電力もヒーター式よりはかからないため電気代の節約になります。
扉の開閉の仕方も上面、側面、中間となる斜め式があり、設置場所を考慮した上で選ぶ必要があります。
サイズや容量で選ぶ

他にも選ぶポイントとして、適した洗濯機の容量はどのくらいなのか、リフォーム後の洗面所に配置できるサイズなのかという点が大事です。容量の目安は、1回の洗濯量が洗濯機の定格容量の8割に該当するサイズです。
例えば洗濯物が4kgであれば、洗濯機の定格容量は5kgの物が適しています。それより多すぎても少なすぎても光熱費はかかるため、容量が大きければ良いというわけではありません。
サイズは、ドラム式はタテ型よりも大きいため設置場所に置けるサイズを事前に確認してから選びましょう。
消費電力と使用水量
洗濯量と定格容量の組み合わせに限らず、省エネタイプの洗濯機も多く出ています。消費電力を節約したいという方は省エネタイプの洗濯機を選択肢に入れておきましょう。
量を比較する場合は、Wh(キロワット時)の単位で表示されている消費電力量に注目します。電気だけではなく使用水量も説明書などで確認するようにしましょう。
静音性
洗濯機や乾燥機は比較的音が大きい家電製品ですが、できるだけ騒音を抑えた静音タイプのものがあります。音の大きさはDb(デシベル)いう単位で表示がされているので確認しましょう。静かな場所として挙げられている図書館の数値40dbを目安にすると良いでしょう。
かかる時間
洗濯の終了までにかかる時間も重要なポイントです。洗濯する時間が分かっていれば、その間に洗濯以外の家事や外出など、時間を有意義に使うことができます。洗濯のみを行って自分で干す場合は、長時間洗濯機の中に置きっ放しにしてしまうのを防ぐ事にもつながります。