
照明
リビングの照明の選び方
公開日:2015年07月07日
リビングの照明はダイニングとのバランスが重要
リビングの照明選びの際は、先にダイニングとのバランスを考えます。リビングだけで照明を選んでしまうと、後で全体を見たときにちぐはぐな印象を受けてしまうかもしれません。事前にダイニングとのバランスを決めておくとイメージがしやすくなり統一感を出せます。
ダイニングとの照明の選び方としては下記の3つです。
- 空間で合わせるのか
- インテリアに合わせるのか
- 照明のデザインで合わせる
加えて、メインの照明をどこに持ってくるか、上下左右どこから照らしたら素敵になるのかといった照明の位置関係も重要です。
リビングでよく利用されるのは白熱灯
家庭用の照明灯では、白熱灯と蛍光灯の 2種類がよく利用されており、リビングで主に利用されるのは白熱灯です。
白熱灯は光が集中しやすくインテリアに影が生まれます。赤っぽく温かみを感じる色が特徴的です。
白熱灯に対して、蛍光灯は光が拡散されるため影が出にくく、作業向きの青っぽい色味が特徴的です。
リビングはくつろぎの場であるため、白熱灯の温かい光のほうが適しています。家具に陰影が生まれ立体的に見えることで落ち着いた演出効果が期待できます。
仕事や読書などに集中したい時は、調光機能が付いている白熱灯で明るさを調整して目の負担を和らげます。調光機能が付いている白熱灯は明るさの段階が 0~100 %まで自由に調節できることも魅力の一つです。
リビングには広範囲を照らせるシーリングライトが最適
リビングは空間が広いため、広範囲を照らせるシーリングライトを利用する家庭が増えています。
シーリングライトとは?
シーリングライトとは、天井に直接取り付け部屋全体を明るく照らすための照明器具です。
光源・明るさ、デザイン(シンプル・和風・洋風)が豊富で、インテリアや要望に合わせたものを選べます。取り付け方がとても簡単で工具は必要ありません。
天井コンセントが支えられる重量
天井についているコンセントによって支えられる重量が変わるので、事前に支えられる照明器具の重量上限をチェックしておきましょう。
こだわりの空間づくりのための照明
自分のこだわりの空間づくりのためにシャンデリアやスポットライトなどの照明を取り入れる方法があります。
普通とはちょっと違う照明
シャンデリア
シンプルなシーリングライトとは反対に、ゴージャス感を出す事ができます。素材や種類も豊富で値段も幅広く、部屋の雰囲気を変えたいという場合には最適です。
スポットライト
配線ダクトレールと組み合わせることでリビング全体はもちろん、必要な場所だけ光をあてることができるため、お店のような雰囲気のリビングにすることが可能です。
照明の光源について
光源にはLED、白熱灯、蛍光灯がありますが、中でもLEDは光の質感をリモコン一つでいくつも表現できるため人気のある光源です。LEDは調光・調色機能が優れているため、色合いや光の質感を自由に演出できます。
補助照明で楽しむ

リビングを素敵な空間に演出するためには、複数の照明の使い方がポイントになってきます。
シーリングライトのような、主照明だけでも十分生活はできますが、空間の演出という視点からだと少し物足りないかもしれません。その場合、主照明と補助照明を組み合わせ、上手に使うことで部屋の雰囲気に深みを持たせることができます。様々な種類の補助照明でリビングの雰囲気を変えて楽しむ事ができます。
ブラケットタイプの照明
空間に広がりや奥行きを見せたい場合はブラケットタイプの照明がおすすめです。壁に取り付けられた照明で、補助照明としてよく利用されます。
ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込まれたタイプの照明で、主に下面を照らします。ダウンライトはリビング、洋室、廊下など全般的に採用されることが多く、部屋にシンプルな印象を持たせることができます。
スタンドライト
補助照明として手軽に利用できるものとしては、工事の必要がないスタンドライトが適しています。テーブルや部屋の隅などに置くだけでも空間に広がりをもたせ、インテリアのアクセントとしても効果的です。