サッシカラーと住宅仕様

2019年08月17日 06時09分



昨日は玄関ドアである程度、その住宅の築年数が分かるといった様な記事を上げましたが、LIXILのサイトではサッシカラーから見た、住宅と外壁のデザイン遍歴を表にしたのを見つけました。

サッシカラーで「ホワイト」の後に「ブロンズ」との記載や、外壁も乾式サイディングの後に「湿式小手塗り」とかあり、個人的にはそうかなあ、という部分もありますが、多分本州と北海道との住宅事情の違いはあるのだろうと思います。
例えば、屋根は北海道での瓦屋根はまずありませんので、そうなると純和風の様式は少ないので、サッシの色も「ブロンズ」系は無いのかなとも思います。
同様に塗り壁仕様もですね。
只、一方で輸入住宅仕様等では、南欧風の塗り壁仕様は近年の流行ではあるので、そうした意味での湿式外壁のニーズは出てきたとも言えますでしょうね。


確かに、この遍歴にある様に、私がこの業界に入った35年前は、出窓やコーナー窓など、凸凹した住宅が多かったです。
近年では耐震性能が求められたりしますので、コーナー出窓など有り得ませんけどね。
つまり、角柱は強度的に絶対必要な部分ですので、その柱を取り除いてサッシで開口を設ける等考えられません。

またブラック系サッシが流行った頃は、外壁も質感のある乾式タイルも多かった様に思います。
近年では明るい感じで、凸凹の無い、すっきりとした真四角の家が増えましたよね。
この先、戸建て住宅はどんな仕様が流行になるんでしょうか。


ところで、以前によく聞いた噂話というか、都市伝説的な業界裏話ですが、景気が悪くなると「濃い色」が流行るそうです。
まさに1990年代のバブル崩壊後はサッシのカラーやブラック系で、内装建具はダークブラウン系が主流でした。


そして、景気が良くなると「明るい色」が流行るそうです。
まあ、後付的な感も否めませんが、確かにバブル時代はホワイトカラーの二重サッシのイメージが私にはありますし、近年ではステンカラーに合わせた白系外壁も多い様な気もします。
内装でも、床材とか薄いグレー色とか評判も良いですしね。

やはり、景気のそうした雰囲気も何となく住宅デザインにも影響されるんでしょうかね。
となると、消費税の上がるこの秋以降は、また「濃い色」のブームがやって来るのでしょうか・・・。


さてと、今日は台風一過の現場確認に併せて、作業も始まっていますので、そちらの方の現場廻り等を予定しております。
とりあえず、今のところは台風による大きな支障は無い様なので良いのですが、まだまだ油断出来ませんよね。


今日も元気に強風に負けずに頑張るぞ!


Have a nice day!!


会社名 株式会社希望設計
定休日 基本的に年中無休です。
営業時間 業務受付は24時間営業
但し作業等については随時確認が必要です。
またメーカー確認等が必要な場合は関係業者状況にて対応致します。
代表者名 川上裕一
店舗の電話番号

011-378-2228

ホームページ http://www.kibousekkei.com/
店舗所在地

北海道空知郡南幌町西町4丁目7-5

設立年月日 2009年7月2日
資本金 150万
適格請求書発行事業者登録番号(インボイス登録番号)
リフォーム瑕疵保険
登録保険法人
建設業許可番号 北海道知事許可(般-26)空第03662号
建築士事務所登録番号 一級建築士事務所登録
北海道知事登録(空)第0371号
加入保険
加入団体
売上高(拠点売上高) 8000万円
会社全体の従業員数 2名
取扱ローン
対応建物
  • 戸建て
  • 集合住宅(アパート・マンション)
  • 店舗
新築工事対応 2015年度 設計・施工実績1棟
自社施工
耐震診断
修理・補修
保有資格
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • 2級建築施工管理技士
  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 増改築相談員