ALC 外壁の腐食
2019年03月25日 07時31分
写真は、只今修繕工事を行っている札幌市内のマンションの工事前の様子です。
外壁の素材は「ALC（エー・エル・シー）」と言われている建材なのですが、これは“軽量気泡コンクリート”材で、軽くて建物の負担を軽減するのと同時に、強度もあり、更に断熱機能もあるので、住宅等の外壁素材としても使われております。
只、弱点は塗装処理等の表面処理をきちんと行っておかないと、一旦雨水などが浸水してしまうとどんどん侵食され、北海道の様な寒冷地ともなると“凍害”の被害に合い易い素材でもあります。
ですので、今回の修繕作業はこうしたALCの修繕と共に、窓周りには防水処置を行う事によって、より耐久性を保てる様に工夫しております。
また屋上からの浸水も認められましたので、その辺のところの修繕も兼ねて対応しております。
「塗装工事」と言っても、こうした修繕としての下地作りがとても大切ですよね。
要は、只単純に着色されれば良いというものではありませんし、費用をかけた分だけの耐久性や機能性を上げる様に努力する事が必要なんだといつも思います。
工事の方は、あと2週間程で終われそうです。
雪が降ったりといろいろと苦労していますが、何とか頑張らなきゃね。
さてと、今日は朝のうちに事務処理を終えて、その札幌市内の修繕工事の確認へ行ってきます。
その後は江別事務所にて事務処理などですね。
今日も元気に頑張りましょう！
Have a nice day！！