解体事故から考える2

2024年02月24日 07時06分


昨日の日誌の続きになります・・・。

江別の事故の場合は勝手な憶測ですけど、屋根を後回しにした結果の災難だったんじゃ無いかと思うんですけどどうでしょうね。

自分がその現場にいたら、作業中はやはり雨や雪には当たりたく無いですし、屋根が無いと、この時期は特に寒いですからね。

そうなると内部解体を先に進めて、後半に窓サッシを外して外壁も撤去すると構造体としての骨組みのみになってしまいます。

まあ、ここまでは良しとしても、この段階ではまだ上層階の床というか足場はしっかりと残しておこなければなりませんよね。

まだ屋根の解体もあるのですから、逆工程としては一応正解ではあるのですが、内部解体時にこの上層階の床組みを結構な範囲で解体しちゃった可能性はあるかなと。

で、結局本来であれば絶対残しておかなきゃいけない柱か何かを先に解体撤去したばかりに倒壊してしまったんじゃないかなとか考えちゃいました。

あとは建物自体の経年劣化による脆弱化もありますので、正解な所は何とも言えませんけどね。

こんな時に建築士がアドバイザーみたいな感じで助言していたら、もしかしたら事故は防げていたのかも知れません。

そういえば「解体」と言えば、去年からアスベスト対策の為の認可というか事前調査を行う様になりましたよね。

個人的には、この「アスベスト」自体でどれ程の多くの方に被害が及んだのか分かりませんが、解体時の事故や間違った改修工事に対する規制はほとんど無いのに、こうしたところはスポット的にどんどん進んでいる事については物凄く違和感を覚えます。

石川県での鑑定業務の時も感じた事ですが、どうも現場レベルでの実情と、偉い賢いであろう先生方が作成するルールや規制範囲には少し「ズレ」を感じますけど、私だけでしょうかね・・・。

さてと、今日も元気に治療です!

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