サンルームリフォームのノウハウ

メンテナンス(手入れ、掃除)

サンルームを長く綺麗に保つための4つの方法

ベランダに面したサンルーム

ガラスや透明なパネルで囲っているサンルームは、屋外にあることから、当然、汚れもつきます。
汚れたままにしていると、サンルーム自体の劣化が進んだり、太陽の光を十分に取り込むことができなくなります。また、見た目も悪くなり、サンルームを設置したことを後悔してしまうかもしれません。

そうならないためにも、サンルームを長く綺麗に保つ方法を知り、実践することが大切です。
ここでは、サンルームを綺麗に保つための4つの方法をまとめました。サンルームをこれから設置する人も、既に設置した人もご覧いただき、今後にお役立て下さい。

年に1回は必ず、ネジやボルトなどを点検する

長くサンルームを使うためには、年に1回、必ず点検をして下さい。
点検は、サンルームに使用されているネジやボルトなどに緩みがないかどうか、シーリング材やガラス、パネルにヒビ割れや変形がないか等を確認します。

もし、ネジやボルトを締め直しても、すぐに緩んでしまうなどの場合は、腐食している可能性が考えられます。また、ヒビや変形が見られる場合でも、ちょっとした衝撃などで破損してしまうことがあります。

点検の際、異常が見られる場合はすぐに業者にみてもらうなどの対処をしましょう。

汚れが付いたらこまめに掃除する

窓掃除

サンルームを綺麗な状態のまま長持ちさせるためには、こまめな掃除が大切です。汚れが付着したまま長い時間放置してしまうと、腐食や劣化の原因となる場合があります。汚れが付いたらすぐに掃除するよう心がけましょう。

よく付着する汚れとしては、ホコリや砂、油汚れ、鳥の糞などが挙げられます。目に見えるところの汚れはもちろんですが、窓サッシのゴムパッキンやレール、雨樋部分など気づきにくいところも普段のお手入れと同時に確認し、汚れが付いていたら掃除をして下さい。

ただし、屋根など手の届きにくい箇所が汚れ、脚立などを使わなければいけないなど危険が伴う場合は、無理に行わないようにして下さい。

海沿いや交通量が多い道路沿いなどは掃除回数を増やす

サンルームは、設置する立地によっては汚れが付きやすいため、状況に応じて掃除回数を増やす必要があります。

特に、海沿いや交通量の多い道路沿い、工業地帯などは、市街地や田園地帯などに立地する場合に比べ、潮風や排気ガスなどの影響を受けやすいです。塩分を含む潮風や、有害物質を含む排気ガスなども長い時間放置すると腐食の原因となります。

神経質になるほどではありませんが、立地条件に応じた掃除をすることで長く綺麗に保つことができます。

年に1~2回はしっかりと水洗いをする

サンルームを綺麗に長く保つためには、こまめな掃除と同様、本格的な水洗いも効果的です。
主にアルミや木材などの材料が使用されているサンルームは、定期的に水洗いすることによって腐食を防ぐことができます。特に、アルミ製品の腐食を防ぐには、これが最も効果的だとも言われています。

基本的に水洗いの回数は、年に1~2回程度で十分ですが、空気中に塩分や有害物質を多く含む海沿いや工業地帯など立地条件によっては、水洗いの回数を増やすことをお勧めします。

水洗いは家に外水栓があれば、そこからホースを引っ張るなどしてサンルームの外側を全体的に洗い流します。家庭に高圧洗浄機がある場合は、活用しても良いでしょう。

手入れが行き届かない、汚れが落ちない時はプロに依頼する

窓の掃除をする男性

サンルームを長く綺麗に保つためには、専門の業者に掃除を依頼するという方法もあります。

サンルームの多くは、リビングなどの掃き出し窓を囲うように屋根や窓が取り付けられています。手が届く場所はこまめな掃除などが可能ですが、屋根などの高い位置にある箇所や目につきにくい箇所などは、どうしても手入れが行き届かないことがあります。また、注意していても付いてしまった頑固な汚れなどは、家庭にある中性洗剤を使用しても中々落ちないこともあります。

そういった場合には、掃除専門で行っている業者などに依頼し、掃除を任せてしまいましょう。素人では落とせない汚れや、手が届かない所など隅々まで綺麗にしてくれます。

当然、費用はかかってしまいますが、プロに掃除してもらうことによってサンルームを長く綺麗に保つことができます。

まとめ

サンルームをいつまでも長く綺麗な状態を保つためには、日頃からこまめな掃除をし、年に数回、定期的な点検や水洗いをすることが効果的です。手入れが行き届かない場所は、プロに掃除を依頼し、メンテナンスや掃除を怠らずにいれば、設置した時のような綺麗なサンルームを長く維持できます。

掃除を心がけて綺麗に保ち、サンルームの空間を有意義に使いましょう。