
寝室 - 収納
寝室の収納場所
公開日:2015年07月17日
ここでは、ウォークインクローゼットとベッド下の収納についてご紹介しています。
寝室のウォークインクローゼット

寝室の収納として、便利なのがウォークインクローゼットです。ウォークインクローゼットとはその名の通り歩いて入れる収納のことで、ひとつの部屋に独立した間取りとなっています。通常のクローゼットよりも広さが必要になりますが、寝室を着替え場所としても利用する場合には最適な収納場所と言えるでしょう。
しかし、人によっては使いやすい、使いにくいがあるためウォークインクローゼットのメリットとデメリットを把握したうえでリフォームを検討しましょう。
ウォークインクローゼットのメリット
ウォークインクローゼットは、服はもちろんスーツケースからバッグ、小物など洋服以外の物も全て一箇所にまとめて収納できます。そのため部屋の片付けが大変便利になり、寝室には服以外の小物類を収納する家具を置く必要がなくなるので部屋の見た目はとてもすっきりします。外出などの準備の際も、全てがウォークインクローゼットに収納されているので、いちいちアイテムによって部屋中を探す必要がありません。またスペースが広いため、服の出し入れが楽なこともメリットです。
ウォークインクローゼットのデメリット
ウォークインクローゼットは、中に歩いて入るスペースが必要ですので面積に対して収納量は通常のクローゼットよりも少なくなることがデメリットです。そのため、壁面収納のように限られたスペースで多くの物や洋服を収納したいという方には向いていないでしょう。また、寝室にウォークインクローゼットを設けた場合、寝室自体の仕様スペースは狭くなる可能性もあります。
広さの目安とは
ウォークインクローゼットの広さの目安として、1.2坪程度の広さを確保することができれば、使いやすい広さと言えます。最低でも0.75坪程度の広さがあれば、作る事は可能です。また、幅は2m程度あれば両側にパイプを設置でき、さらに使いやすくなります。
リフォームの際の注意点
リフォームでウォークインクローゼットを作るときは使い勝手などにも配慮しましょう。
ウォークインクローゼットを着替えスペースにする場合、鏡などをウォークインクローゼットの中に設置しておくと便利です。寝室と繋がっていない間取りなどは、鏡のある場所まで移動しなければならないからです。収納量ばかり注目するのでなく、使い勝手を考えてから間取りの位置や工夫をすることが重要です。
ベッド下収納について
寝室のベッドの下はいわゆるデッドスペースです。収納場所として活用している人も多いと思います。
ベッド下の収納を有効に活用するためにはメリットとデメリットを抑えておきましょう。また、活用方法もご紹介します。
ベッド下収納のメリット

ベッド下収納の最大のメリットは、デッドスペースを使うため部屋を広く使う事が出来る所でしょう。また、生活するに当たって全く目につかない場所であることから、見られたくない物などを閉まっておくことができ、さらに沢山の物を収納することも可能です。他にも収納ケースや棚を購入する必要がなくなるため、金銭的に節約にもなるなどのメリットもあります。
ベッド下収納のデメリット
湿気や換気、カビ、ほこりへの対策が必要
人は寝ている時にコップ一杯ほどの汗をかき、睡眠中にかいた汗はベッド下に湿気としてたまってしまいます。それが毎日続く場所ですので、ベッド下はとても湿気がたまりやすく、ほこりやカビが生えやすい場所になります。せっかくのおしゃれ着をカビで台無しに、本や写真は虫食いや湿度で劣化やカビが生えてしまってからでは遅いので、ベッド下へ物を置くときの注意点は、収納する物はしっかりと選ぶことが重要です。
湿気対策としては、ベッド下には頻繁に使う物を収納するなどし、多く出し入れすることによって換気をします。または除湿剤を入れるなどしてベッド下の湿気を防ぎ、収納物をダメージから守りましょう。
狭い部屋では圧迫感も
ベッド下の収納は、元々ベッドに引き出しが付いている状態で売られているものもあります。狭い部屋や収納が少ない部屋にはうってつけの収納ですが、注意することもあります。
例えば、高さがあるベッドは狭い部屋には圧迫感をだしてしまい、思っている以上に部屋全体が狭く感じてしまうことがあります。そのため収納スペースの確保も大事ですが、空間の作り方にも注意する必要があるでしょう。
ベッド下収納の活用方法
ベッドと収納が一体化していないタイプは、ホームセンターなどで売っているクリアケースやキャスター付きの収納を活用することができます。木製のベッドでも合わせやすく、引き出しタイプや上蓋が開くタイプなどさまざまな種類があります。軽い物やすぐ出す洋服などは引き出せるタイプ、本や重いものは蓋つきのタイプがおすすめです。また、キャスターが付いた収納ケースを使用すればたとえ重い物でも出し入れがスムーズです。さらに移動が簡単なため掃除も楽に行う事ができます。
他にも、ロフトベッドでベッド下をまるごと衣装スペースにする方法や、もう少し収納スペースがほしい場合には、ベッドを高くするなどの活用方法があります。