
子供部屋 - 照明
子供部屋の照明を選ぶコツ
公開日:2015年07月17日
子供部屋は全体的に明るいことがポイント
子供は場所を選ばずに好きなことをするものです。
特に小学校の低学年など年齢が小さいうちほど、机で本を読んだり絵を描いたりということは少なく、床やベッドの上などで活発に過ごします。そのため、子供部屋の照明は、大人がゆっくり過ごすリビングのようにテーブルの上だけが明るければ問題ないというわけにはいきません。

子供部屋の照明を考える時には、部屋の中に明るい場所と影ができてしまわないよう、部屋全体に光が行き届くような明るさが大きなポイントです。部屋全体が均一に明るくなるような照明には蛍光灯がおすすめです。蛍光灯の光は影を作りにくいため均等な光を得られるからです。また部屋の雰囲気そのものも日中の光をイメージするような白系の光の方が子供部屋には適しているため、光源には昼白色の蛍光灯が最適だと言えます。
手元を明るくする
さらに、部屋全体を日中のように明るくした上で、机で勉強したり本を読んだりする時に備えて、スタンドライトがあると手元を明るく照らすことができます。
安全性も考慮する
子供は活動的で、時には大人の想像をはるかに超えた行動をすることがあります。そのため、プランを立てると同時に、危険がないよう安全性に配慮しておくことが大切です。
まず、子供部屋の照明器具には蛍光灯や電球がむき出しの物は不向きです。物を投げて遊んだりした時にむき出しの電球などが割れると大変危険なので、必ずシェードのあるタイプを選びます。その時は、ちょっとしたことで割れやすいガラスは避け、プラスチックやアクリルなどの樹脂製のものを選ぶことも重要です。
さらに、照明器具にもタイプがいろいろありますが、吊り下げ型のいわゆるペンダントタイプの照明より、シーリングタイプが子供部屋には適しています。部屋を広々と感じさせる上に、天井に張り付いているタイプのため危険も少なくて済みます。
また、デスクスタンドなど手に届く距離にある照明器具は、子供が誤って触れる可能性が高いです。高温になり、やけどなどの事故が考えられる白熱電球やハロゲンランプではなく、蛍光ランプやLED電球のような高温にならないタイプの物を選んであげれば安心です。