
寝室 - リフォームポイント
寝室のベッドのレイアウト
公開日:2015年07月17日
寝室の間取りの変更を伴う場合、ベッドの配置にも考慮しましょう。睡眠は一日の活力となるため、上質な眠りが必要不可欠です。適した大きさのベッドを後から購入する、しないに関わらず、先に寝室のレイアウトを決めリフォームすることが成功への道です。
そこで、上質な睡眠を手に入れるためにベッドのレイアウトにおいて気をつけるべきポイントをご紹介します。
水まわりや窓の近くに配置しない
間取りの関係上、寝室の隣が水まわりになってしまった場合は、なるべく水まわりに近い壁側にベッドを配置しないことがポイントです。水まわりの近くに置くと、シャワーやトイレの流水音が気になる場合があります。マンションなどは特にお隣の水まわりの位置にも注意しましょう。
同じように、窓の近くにベッドを配置するのは避けたほうが良いでしょう。窓は音を通しやすい性質があります。車の走行音や人の歩く音、話し声などが窓から入ってくるため、音が気になって寝付けない、目覚めてしまうということもあります。また、冷気も窓から入ってくるため寝ている間に身体が冷えてしまう可能性もあります。
何回も目覚めてしまう、音が気になって眠れないなどの問題があると、上質な眠りとは言えません。リフォームをする前に、水まわりや窓の近くにベッドが配置されないようなプランを立てる事ことが重要です。
壁から離して配置する

ワンルームなどの場合、部屋のスペースを確保するため壁にベッドをぴったりつける方もいますが、快適な睡眠のためにはおすすめできません。なぜなら、人間は眠っている間に多量の汗をかきます。壁との間にすきまがないと寝具にも湿気がこもり、壁に結露ができるとカビの原因にもなりかねます。清潔に寝室を保つ上でも、ベッドと壁の間には、最低10cm程度の隙間をあけて配置しましょう。壁から離すことで湿気を逃がすだけでなく、ベッドメイキングや掃除もしやすくなるというメリットも生まれます。
必要ないものは置かない
パソコン、スマートフォン、テレビなど、寝室に必要のない電子機器はできるだけ置かないようにしましょう。ついつい物を置いてしまうような棚やテーブルなども置かないようにします。電子機器の画面から出るブルーライトが脳の刺激となり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする原因になります。仕事関係のものや娯楽に関するものも置かないのが、より快適な眠りにつながるでしょう。
寝室は、日中活動して疲れた身体を休め、明日への活力を養うための場所ですので、必要のないものは置かず、快適な睡眠を得られるようにスッキリとした部屋の環境を整えることが重要です。