
設備機器
お風呂・バス・浴室におすすめする機能、設備機器
公開日:2015年07月03日
快適さを求めた機能、設備機器
追い炊き機能
ユニットバスの追い炊き機能とは、冷めてしまったお風呂のお湯を再度温めるための機能です。追い炊き機能は、給湯器についているものですが、最近ではユニットバスのオプションとしても紹介されています。
追い炊きとは、ぬるくなったお湯を給湯器で温めてまた戻すという動作をするため、給湯器と浴槽の間に追い炊き配管を接続する必要があります。
断熱・保温機能
断熱・保温機能は、お風呂全体を断熱保温する機能です。冬は湯船に浸かるまでの間、寒い思いをすることが多いですが、断熱・保温機能はお風呂全体を保温するため、寒い思いをしなくても済みます。浴槽内のお湯の温度を下げるスピードを遅くするため、省エネにもなります。
浴室床暖房機能
冬場の冷たい洗い場から解放してくれるのが、床暖房機能で、寒冷地では欠かせないオプションです。床暖房にすることでヒートショックの防止にもつながります。
家事の手間を省いてくれる機能、設備機器
換気暖房乾燥機
換気暖房乾燥機とは、お風呂場の換気、暖房、乾燥、涼風がセットになった機器で、温水式と電気式があります。換気は換気扇と同じ機能、暖房は浴室を暖める機能、乾燥は衣類を乾燥する機能、涼風は浴室内が暖まりすぎてのぼせてしまうのを防止する機能です。他にも天気に関係なく洗濯ができるのがこの機能のメリットです。
残り湯システム
残り湯システムは、お風呂の残り湯をホースなどを使わずに直接洗濯機に汲み上げる機能で、専用アダプタと配管工事が必要ですが、何度も残り湯を運んだり、長いホースで毎回残り湯を移動させたりする必要がないため、人気があるオプションです。さらに、残り湯を再利用できることは水道代の節約にもなり、省エネ・エコに貢献してくれます。
浴槽洗浄
浴槽洗浄は、ボタン一つで浴槽を洗うことができるとても便利な機能です。洗剤の投入口に洗剤を入れ、スイッチを押すと、洗浄ノズルから洗剤とお湯が噴射されます。残り湯の排水と洗浄、洗い流しまで自動で行ってくれるので、お風呂掃除にかける時間も労力も大幅に節約できます。洗剤投入口には標準洗浄に必要な洗剤30回分以上が入りますので、洗剤の補充も月に1度で済みます。
リラックスできる機能、設備機器
浴室テレビ・オーディオ
長風呂の人に見過ごせないユニットバスオプションが、お風呂の中でテレビや音楽が楽しめる浴室テレビ、浴室オーディオです。湯船に浸かりながら好きな音楽を聴く、好きな映画やドラマを見る、というのはお風呂の極上の楽しみ方だと思います。見たい番組に合わせてお風呂の時間を調整する必要もありません。浴室オーディオシステムは、浴室の天井に設置したスピーカーから大音量、大迫力のサウンドを楽しめます。
ジェットバス

温泉やスパでおなじみのジェットバスを、自宅のお風呂にオプションで取り入れる家庭も増えています。ジェットバスは噴出口から大量の気泡を噴射するシステムです。マッサージ効果があるため、体が芯から暖まりお風呂の時間を快適に過ごすことができます。お風呂で肩こりや疲れをほぐしたいというお風呂好きの人に人気のオプションです。
ミストサウナ
サウナもリラックスできる機能の一つです。エステ等で使用されるミストサウナを自宅に設置し、いつでもリラックスできます。ミストサウナを含めた複数の機能を有する多機能サウナもあります。サウナは発汗作用があり、リラックスさせるだけではなく、健康面でも効果的な機能です。
調光システム
調光システムは、お風呂内のボタンでお風呂の照明を調節できるシステムです。明るさや色に変化を持たせることができるため、よりリラックスタイムを楽しめるでしょう。これまではお風呂場の照明にこだわるという発想があまりありませんでしたが、バリエーション豊富なオプション機能により、お風呂を自分だけの空間に演出できる調光システムは世に浸透していくと考えられます。
安全性を高める機能、設備機器
手摺

お風呂場の中と外側に手すりを取り付けるだけで、容易に安全性を高めることができます。手すりはお風呂場の入口の壁側と浴槽付近に取り付けます。浴槽をまたぐ際に手摺があれば、バランスを崩しにくくなり、事故防止につながります。
バリアフリー
手摺の設置よりは費用がかかりますが、段差をなくすバリアフリー工事をする方法があります。浴槽をまたぐのは高過ぎて不安という場合は、浴室すのこを使う手もあります。一般的なすのこよりも高さがあるため、浴槽をまたぎやすく、転びにくくなります。ユニットバスにバリアフリーを導入すれば、より安全性が高まり、高齢者でも安心のスペースづくりが実現できます。