お風呂・浴室・バスリフォームのノウハウ

空間づくり

リラックスできる癒しのお風呂空間へリフォーム

お風呂は、1日の疲れをとり、癒しを求める空間でもあります。また、その他にも美容のためであったりと目的は様々です。リラックスできる空間を造るためには、浴室になにを求めているかがポイントです。

開放的なお風呂空間は窓が重要

お風呂その物を癒し空間に変える方法もあります。そのポイントは窓です。癒し空間は密閉された空間ではなく開放的な空間であるため、窓が大きければそれだけ開放的な空間になります。

しかし、窓の外は人通りが多い場合もあります。そういう時は出窓を設置するだけでも効果的です。出窓を設置する位置は浴槽に浸かっている時に目線が行く場所です。よく目をやる場所に窓があり、その先を見ることができれば、脳が開放感を得ます。

窓の先などにお風呂専用の坪庭を設けることで、外からの視線も気にせずにお風呂に入れます。お風呂の設計の仕方によっては、露天風呂に入っているような気分も味わう事ができるため、お風呂専用の坪庭は人気が高まっています。

狭いお風呂でも広く見せる方法

お風呂自体が狭いと閉塞感を得てしまいますが、狭いお風呂でも広く見せる方法があります。窓の設置以外でも、色やアイテムで広く見せる工夫ができます。

色は淡い色を用いると広く見せられます。鏡を設置したり、脱衣所との境をガラスに変更したり、浴槽の縁を下げれば入浴時に上の空間が広く見え、開放感を得られます。

癒し効果のある檜風呂

檜風呂は浴槽自体が癒し効果を持っています。木の色合いには温かみを感じられ、檜の香りにも癒し効果があるとされています。

檜風呂を設置することはエコにも貢献できます。森林は定期的に伐採、植林を繰り返す必要がありますが、伐採された木を破棄するのではなく風呂として加工する事で、環境サイクルを保護し、廃棄物の削減に繋がっています

間仕切りユニットで空間を作り出す

間仕切りユニットとは、ユニットバスと洗面所、脱衣所を一体としたデザインのことです。壁の部分に収納を作るなど、お風呂と脱衣所をセットでプロデュースすることで、より空間を大切にしたスペースを作り出すことができます。

浴室のドア扉を引き戸にして空間を有効活用する

お風呂のドア扉は外側に開くタイプと真ん中で折れるタイプが一般的です。真ん中で折れるタイプのドア扉だとどうしてもデッドスペースができてしまいます。引き戸タイプなら、無駄なスペースがなくなり、空間を広々と使うことができます。

3枚引き戸タイプの浴室ドア扉は開口部を広く確保できるため、使い勝手が良く、お風呂が広々とした印象になります。透明強化ガラスを使うことで、浴室洗面所との一体感が増し、より空間を明るく広く開放的に見せることもできます。

お風呂のリラックスアイテム

お風呂そのものにリラックス機能を求めると、コストがかかります。そんな時はお風呂のリラックスアイテムを使えば、工事不要、低コストで簡単にリラックス効果を得られます。

アロマキャンドルやLEDで脳を刺激

まずは明りに関するアイテムです。アロマキャンドルやLED照明をお風呂に設置する事により、視覚からリラックスできます。風呂に備わっている照明を薄暗く調節する事でもリラックス効果を得られます。ライトを新しくアイテムを購入するのであれば、天井に設置するライトよりは、手が届き易く、掃除が容易なブラケットタイプがよいでしょう。

ライトやキャンドルの色は種類が様々なので、好みに合った色を選べて、数種類の色をその日の気分で変更するという事も可能です。

観葉植物を置いて視覚から癒す

観葉植物もリラックス効果を持っています。常に酸素を供給してくれる植物は健康にもよく、緑色は目を癒してくれます。ただし、設置する植物は何でも良いという訳ではありません。湿気や寒暖差に強く、手入れも簡単な種類が望ましいです。

もし条件に該当する植物が見つからない場合は、イミテーションを設置するだけでも癒し効果は発揮されます。イミテーションであれば、日々の手入れが不要で、枯れた際の買い替えも無いので便利です。

アロマオイルで香りを楽しむ

アロマオイルを浴槽に垂らして、その香りを楽しむことでリラックス効果を得る方法もあります。鼻から体内にリラックス成分を取り入れる事で効果的に作用します。オイルは高音や湿気、そして紫外線に弱いので、使用後の保管に注意しましょう。