ミストサウナを導入するメリット

ミストサウナには、体への負担が軽く、美肌や健康促進という効能があります。
持病のある方や体の弱い方でも医師の指導の下、入浴が可能で、冷え性や美肌に効果があることからも女性にも人気のあるサウナです。

ミストサウナが健康を促進する理由は、その保温効果と入浴後の睡眠効果、そして自律神経のバランスを整えるところにあります。

保温効果がある

ミストサウナの浴室内はそれほど熱くないので長時間の入浴が可能で、体の芯までじっくり温められる保温効果があります。したがって、入浴後も体の表面から熱が逃げて行っても急激には体温が下がらず、いつまでも血行のよい状態が続きます。

睡眠効果がある

人が眠気を感じるのは体温が下がったときです。人の体は寝る前に、体温を下げ体内の熱を外に放出するしくみになっています。
入浴の1～2時間後には眠気を誘う体温まで下がります。ここに時間を合わせて布団に入ることで、日々の入眠時間を一定に保つことができ、睡眠サイクルを固定することができます。

リフレッシュ効果がある

健康促進については、ミストサウナに入浴すると保温による血行促進効果が得られ、低温入浴で副交感神経を活発にさせることにより、自律神経のバランスが整えられます。自律神経は交感神経と副交感神経で構成される神経で、交感神経は高温度、副交感神経は低温度で活発になるという特徴があります。

例えば、仕事や勉強で精神的なストレスを日中感じている方は、夜になっても交感神経が興奮していることが多く、倦怠感や肩こりなどの症状が現れやすくなっています。温度の低いミストサウナに入ることで自律神経のバランスが整えられ、リフレッシュ効果が期待できます。

美肌効果

ミストサウナが美肌効果をもたらす理由は、室内での体感温度が高いため皮脂腺と汗腺を適度に刺激するところにあります。皮脂腺は皮脂を分泌する働きがあり、汗腺は皮膚の汗を分泌する働きがあります。

サウナ室内でかく汗のほとんどはエクリン腺と呼ばれる汗腺から排出された汗です。エクリン腺は全身に分布しており、乳酸ナトリウムという保湿成分が含まれています。皮脂腺から排出される油と汗腺から排出される汗が混ざることで、天然の保湿膜を作り皮膚を覆って保護してくれます。

ミストサウナは保温効果が高いため、入浴後も適度に汗をかくことになり、美肌効果が効果的に保たれる仕組みになっています。