
メンテナンス(手入れ、掃除)
フローリングの補修方法と長持ちさせるポイント
公開日:2015年08月04日
フローリングに重量のあるものを落としたり、椅子やテーブルなどを引きずったりして、いくら気をつけていても傷やへこみができてしまうことがあります。
大きな傷や深い傷の場合は、補修が困難な場合もありますが、小さな傷であれば補修専用の色づけペンやクレヨンなどで、目立たなくする事も可能です。また、フローリングにできた傷は状態によって修正方法が異なりますので抑えておきましょう。
補修方法
引っかきキズ、えぐれキズの場合

引っかき傷やえぐれ傷を直すには、初めに傷口のバリ部分で切り取ります。
次は傷部分に床と同じ色のハードスティックを流し込みます。量の目安は少し盛り上がる程度です。固まるまで1分程待ち、余分を擦って傷部分が平らになれば完了です。床に木目がある場合はアートマーカーで適宜書き加えます。
凹みキズ、すりキズの場合
凹み傷やすり傷の場合は、ナイロンパッド等で傷口を軽く擦ります。
引っかき傷同様に、ハードスティックを流し込み、固まっていることを確認したら余分を擦って平らにし、完成です。
長持ちさせるためのポイント
熱に注意する
フローリングを長持ちさせるにはまず熱に注意します。
例えば熱くなったヤカンを直に置いたり、ファンヒーターの熱風を直接当てたりすると、急激な温度変化に対し、ひび割れを起こす可能性があるのです。フローリングの上にホットカーペット敷きたい場合は、別のカーペットを間に敷いて熱を和らげる対策をします。
水に注意する
フローリングは、濡れたままにしておくと下地が腐敗する為、液体や水など、こぼしたらすぐに拭き取ることを心がけましょう。掃除も基本はから拭きで行い、汚れがひどい時など必要に応じて水拭きをしましょう。
直射日光に注意する
長時間、日光がフローリングに当たると、変色やひび割れが起こる場合があります。カーテンやブラインドを利用してフローリングに直接日が当たらないように注意しましょう。
摩擦に注意する
フローリングは、少し擦っただけでも傷になる可能性が高いので、フローリングの部屋に置く椅子や家具の脚にはキャップを付け、移動の際も引きずらないようにします。