
メンテナンス(手入れ、掃除)
壁紙・クロスを長持ちさせるポイント
公開日:2015年07月29日
換気をよく行う

室内を締め切っていると、調理の際の油汚れやタバコの煙が壁紙を早期に変色させます。また結露やカビを発生させる要因ともなります。化学物質やこもった臭いを放散させるためにも、室内の換気を充分に行うことが大切です。
粘着テープを貼らない
セロハンテープやガムテープといった粘着テープを貼ると、粘着剤が壁紙に付着し、変色や汚れの原因となります。一旦ついた粘着剤は綺麗に取り除くことが難しく、剥がす際に壁紙を破損することもありますので、粘着テープを使用しないようにしましょう。
直射日光に注意する

直射日光に長時間さらされると、壁紙は紫外線によって変色や劣化を起こします。直射日光が当たる場所ではカーテンやブラインドで遮るなどして、日除けを心掛けるようにしましょう。ガラスにフィルムを張って紫外線をカットする方法もあります。
熱風や高温を避ける
熱風や高温にさらされると、壁紙は変形や変色をする恐れがあります。ストーブなどの暖房機器は壁紙から離し、熱や風が直接当たらないよう配置に注意しましょう。
薬品や化粧品がつかないようにする
薬品や化粧品が付着すると、種類によっては壁紙が変色や着色します。スプレータイプの殺虫剤、整髪剤等を吹き付ける際には壁紙にかからないようにしてください。また口紅や医薬品などにも十分に注意が必要です。
家具と壁面は離すこと
家具を壁面に隙間なく配置すると、家具の塗料やベニヤに含まれる色素によって壁紙が変色することがあります。また家具を密着させることで通気性も悪くなり、結露やカビが発生する原因にもなります。家具は壁面から離して配置するようにしましょう。
キズをつけないよう工夫する
壁紙の表面は、一旦破損すると修復が大変困難です。日常生活において、尖ったものを壁紙に当てないようにするなど、できるだけキズを付けないように気を付けることが大切です。家具を運ぶ時は角に養生をする、キズがつきやすい場所には表面強化機能を備えた壁紙を使用する、などの工夫をしましょう。