浄水器・整水器の違い

浄水器と整水器の大きな違いとしては、生み出す水が異なる点です

＜浄水器＞

浄水器は通常の水道水に含まれるカルキや不純物をフィルターを通して取り除く、または減少させる機能を持っています。主な不純物としては塩素であり、その他に、赤錆やカルキ臭、有機物や細菌などが挙げられます。

＜整水器＞

整水器は不純物を取り除き、洗浄機と同様、浄水した水を電解分解し、アルカリ性水と酸性水に分け生成する機能を持っています。生成されたアルカリ水は健康に良いといわれており、特に胃もたれや不快感など胃腸の症状を和らげ、腸の働きを良くしてくれる効果や効能があるとされています（即効性はなく、完全に治癒するためのものではありませんので注意が必要です）。

浄水器と整水器のメリットとデメリット

浄水器・整水器の設置方法の種類

浄水器・整水器ともに、蛇口に設置するタイプがありますが、それ以外にも種類はあります。例えば、床に据え置きするタイプ、キッチン下部に配置するビルトインタイプ、卓上タイプ、壁掛けタイプ等があります。

蛇口接続するタイプ以外、どれが適しているのかは家庭によって異なります。例えば、家財が多い家では床に置くよりは壁掛け、ダイニングテーブルやキッチンが広ければ卓上型など、またキッチンの内部のスペースに余裕が有るようなら、ビルトイン型でも問題ありません。

各設置方法について、形状や容量にも注意してください。あらかじめ配置する場所のサイズを測っておきましょう。整水器は比較的高額なものがありますが、さほど高額ではないにしても、浄水器も費用はかかります。購入後にやっぱり別のタイプが良かったと言って、買い換えるのはコストの無駄遣いです。キッチンリフォームをする際などに、一緒に検討してみると良いでしょう。

浄水器・整水器の選び方

二つの違いを理解した上で、自分に適切な浄水器・整水器を選びます。
安全な美味しい水を飲むことが大きな目的であれば、浄水器を。美味しい水を飲むことに加えて健康や料理、体に関して役立てたいという場合は整水器が最適でしょう。
機種によって様々な機能や性質があるため、全てが同じというわけではありせん。家族や自分に合った機能や水の性質をしっかりと把握して浄水器・制水器を選ぶ事が大事です。