
収納
パントリーを導入する際のポイント
公開日:2015年07月03日
パントリーとは、キッチンに隣接して設置された収納スペースのことです。
パントリーは食品庫とも呼ばれ、基本的には常温保存の食品である缶詰やレトルト、お酒、お米などを収納することを目的としています。他にも食品に限らずキッチン周辺で使用する家電製品、掃除道具などの収納にも利用可能です。
効率的なパントリーにするポイント

収納には「見せる収納」というものがありますが、パントリーはできるだけ物は隠したいという人や、キッチンの収納を確保したいという人に向いています。
キッチンの周辺には物がたくさん存在しており、どうやって収納するかによって、見た目、作業の効率が変化します。そこで、効率的なパントリーにするためのコツをご紹介します。
パントリー内部が一目で分かるようにする
パントリーを利用することによって、普段使うものと使わないものを分けて収納ができますが、一目でパントリー内を把握できるような造りにすることが重要です。そのためには、あらかじめ何をどこに置くかを設計しておきましょう。
パントリーの広さ
間取りに1畳弱の広さが取れれば十分なパントリーが作れます。2畳以上であれば、かなりの量の収納力が期待できます。十分な広さが確保できるのであればウォークインパントリーを設置するのが理想です。
収納が広いことに越したことはありませんが、広すぎても中の物を把握できなかったり、必要以上に買いすぎてしまったりするケースもあるので、生活スタイルに見合った広さを選択することが大事です。
また、パントリー内の棚は奥行きがあまり深くないものを設置すると、探しやすくて見やすいです。
扉の設置
パントリーによく出入りする場合、広さや間取りにもよりますが、扉は開き戸よりも引戸にしたほうが、邪魔にもならず効率的です。
また、扉が設置できないような設計や、来客がある時だけ隠したい場合は、ロールカーテンを設置することで、パントリーとの仕切りができ、目隠しの役割にもなります。
パントリーの良い点
細かい調味料や、缶詰、瓶類などがしまいやすく、さらに探しやすいという点があります。
また、足りない食品なども一目で分かるため、二重で購入することを防ぐことがでることもおおきな特徴です。
パントリーに広さがある場合は、食料品を多く購入しても、十分収納が可能です。さらに、それらがキッチンに広がることはないため、キッチンの動線を邪魔することがないのも良い点と言えるでしょう。
パントリーはここを注意
食品を貯蔵する際には、パントリー内の換気や湿気などの保管環境に注意してください。夏などは特に気をつけるようにして、換気システムを取り入れるなどの対策をする必要があります。また、広めのパントリーは照明やコンセントも設置しましょう
照明は見やすくするために、コンセントは家電製品を置く予定がある場合は必要となります。家電製品を置くときは、安全を確保するため十分なスペースを設けてください。