
設備機器
水栓の選び方
公開日:2015年07月27日
水栓は水を出したり、止めたりすることができる装置で、蛇口とほぼ同意義になります。
水栓には単水栓と混合栓の2種類があり、単水栓はハンドルを操作するとひとつの蛇口から水またはお湯がでる仕組みで、混合栓はお湯と水両方をひとつの蛇口から出す事ができる仕組みとなっており、レバーハンドルで量や温度を調節することが可能です。
最近では、様々なタイプの水栓が出ており、多機能で、デザインが豊富なものが多くなってきました。そこで、どのような水栓のタイプがあるのか、リフォームする前に把握しておきましょう。
7つの水栓ハンドルの種類から選ぶ
水栓のハンドルの種類とその特徴を紹介します。
シングルレバー水栓

ハンドルのスタンダードなタイプです。片手操作が可能で、レバーを上下左右に動かして水量や温度を調節できるため、キッチンでの作業が簡単な混合水栓です。
ツーハンドル水栓
水とお湯を別々のハンドルで操作し調節する湯水混合栓です。
タッチ自動水栓
水栓の先端などにスイッチが取り付けられており、タッチするだけの簡単操作です。さらに、フットスイッチという水栓は、足元にスイッチを設置して踏んで、操作するタイプもあります。タッチ自動水栓は作業をしながら水を出せたり、止めたりできるので節水にも繋がります。
タッチレス水栓
センサーが付いていて、手をかざすと水が出る仕組みの水栓です。
手が汚れていても、水栓金具や周りに触れずに水を出す事ができるため、余計な掃除が増えることが無く、節水できると注目されています。
ハンドシャワー付き水栓

シャワーヘッドが取り出せるタイプの水栓です。
先端部分のノズルが伸び、シンクの隅々まで汚れを効率的に洗い流せるのが特徴です。
エコ水栓
シングルレバーは混合水栓のためお湯と水が混ざって吐水します。そのため、少しの水でもレバーが中央部にあれば給湯器が作動して、お湯が出てしまい、無駄なエネルギーが発生していましたが、中央部分の水とお湯の境目にカチッというクリック感を出すことによって、使い分けが可能になったのがエコ水栓です。
浄水機能付き水栓
浄水器を水栓に内蔵したものや、シンク下にカートリッジを設置したものがあり、いつでも綺麗な水を出すことができる機能です。水をよく購入するという家庭では、節約にもなります。
水栓の取り付けタイプは3種類ある

水栓の取り付け方には天板にひとつの穴があるワンホールタイプ、天板に2つの穴があるツーホールタイプ、壁に2つの穴で取り付けられている壁付けタイプの3種類があります。自宅の既存の水栓と同じタイプを交換する場合は簡単ですが、ワンホールから、ツーホールにする場合などは、配管工事が必要となりますので気をつけましょう。