
設備機器
食器洗い機・食洗機の選び方
公開日:2015年07月07日
食器洗い機や食洗機の種類には、据え置きタイプとビルトインタイプとがあります。
タイプによってリフォーム工事の内容も変わるので、リフォーム前に押さえておきましょう。
<据え置きタイプ>
据え置きタイプの食器洗い機・食洗機は、設置場所に置くだけであるため、キッチンリフォームが終わってしまった後でも可能です。
<ビルトインタイプ>
ビルトインタイプの食器洗い機・食洗機はキッチンの内部に設置するタイプです。ビルトインタイプはリフォームと同時進行で設置するため、キッチンリフォームを実施した後に「場所を変えたい」と思ったら、工事をやり直さなければいけません。
食器洗い機・食洗機を選ぶポイント

食洗機は容量と音の大きさがが選ぶ際のポイントになります。一度で洗う量が収まる大きさに合わせて選びましょう。また、夜中に回しても気にならない音の大きさを選ぶことも重要です。
家庭で使用する食器の使用状況
食器洗い機・食洗機を選ぶ際のポイントの一つとして、家庭における食器の使用状況があります。毎日どのような種類の食器を、いくつ使用しているのかを思い返してみましょう。
食洗機を購入する際、食器の具体的な種類や枚数をメモしておき、売り場で照らし合わせてみます。自分の持っている種類の食器は綺麗にできるのか、1度に使用した食器を全部洗えるのかなど、自分が家庭使う場合を想定しておきましょう。
食器の洗浄方法や音にも注意
食洗機は洗い方も多様化しており、水流の強さや泡、スチーム等の方法があります。
加えて、洗浄時の音にも注目しましょう。購入してから予想以上に洗浄の音が気になる、うるさいなどのケースは少なくありません。
基本的に、作動音の大きさは説明書などに示されています。普通に会話している時の音量は60デシベル、電話の呼び出し音は70デシベルと言われています。これらを目安に音の大きさを判断してください。売り場で実際の作動音が確認できればなお良いでしょう。
食器と洗浄時の音は家庭によっては迷うところかもしれません。食器によっては熱に弱い、圧力に弱い等、洗浄方法が限られるものがあるからです。該当する食器のみ手洗いをして、あとは動作音の小さい食洗機で洗うのか、動作音を我慢して該当する食器を含めた全てを食洗機で洗うのか、どちらの方がメリットがあるのかを考えましょう。