リフォームお役立ち情報

リフォーム工事中の注意点

工事が始まると、業者の人に丸投げするのではなく、施主側も日々の進捗状況の確認や周囲への配慮を忘れてはいけません。ここでは注意する点を詳しくご紹介します。

現場の清掃

確認ができるようであれば、毎回作業が終了した際、現場の清掃が行き届いているか確認しましょう。段階ごとにでも清掃は行わないと、基盤等、完成後からは見えない部分にゴミが溜まってしまいます。それが原因で生活に支障をきたす場合もあるので、しっかりと行ってもらってください。タバコを吸う等、あえてゴミを増やすような行為、リフォーム箇所を汚すような行為はもってのほかです。

また、リフォームの規模によっては、同じ家で生活をしたままという場合も多いです。もし生活している部分に工事のゴミが入り込んで来た時は報告し、生活に支障がないように、衛生面で何か対策はできるのか、事前に確認しておくことも大事です。

工事中の使用できない水道やガス

リフォーム工事の規模や箇所によってキッチンやトイレ、お風呂などの水道やガスが使えない場合があります。当然、キッチンなどが工事箇所であれば使用はできません。
その際は、基本的に仮住まいが必要となりますが、仮住まいをしない場合は、仮設のものを設置してくれる場合もありますので、リフォーム会社に事前に確認しておきましょう。

工事内容の変更・追加

途中で工事内容の変更や追加をしたいと思った場合、すぐに連絡しましょう。工事現場の担当者だけではなく、設計者等にも連絡を入れるのを忘れないでください。リフォームの内容に変更があるということは、当然追加費用や工事の期間にも影響が出ますので、慎重に判断しましょう。また、変更する場合は口約束だけでなく、書面にも必ず残してもらうようにもしましょう。

工事の記録

1日だけでも作業は進みますので、日誌のように毎日確認したり、疑問に感じたことをその都度まとめておいたりしても良いでしょう。ただし疑問点等は、工事担当者にその日のうちに必ず伝えてください。記録することは大事ですが、それだけでは解決しません。早い段階で担当者へ伝えることで、修繕も行いやすくなるという工事側のメリットもあります。

工事に入る前にも入念に相談をし、説明を受けるということを繰り返しますが、完成してから修繕にかかる手間を考えれば、工事中の相談もやりすぎるということはありません。そして、工事が予定通りに進んでいるのか、見積りをした商品が使われているかなどの状況も、自分の目で確認し記録する事も大事です。

現場以外の配慮

注意すべきことは工事現場だけではありません。工事中の近隣住民への配慮も必要です。工事を行う前の挨拶だけではなく、工事中も行うことが大事です。工事の期間が延びる場合も、それだけ迷惑をかけることになるので挨拶は行いましょう。また騒音や振動が起こる場合は人が出払っている時間帯を中心にするのか、短期間で一気に行ってしまうのか、防音できるのかと言った点をリフォーム会社に確認しましょう。