リフォームお役立ち情報

信頼できるリフォーム会社を見極めよう!

信頼できるリフォーム会社とは

高品質であること

リフォーム会社がどれだけ質が高く、また満足のいく工事を実施できるかが重要です。

具体的には、下記のような項目が挙げられます

  • 高い技術力で施主の要望を的確に具現化できる
  • 出来具合が高品質である
  • 工事管理能力が極めて高い
  • アフターサービスが充実している
  • 万が一のトラブルや不具合にも誠実に対応できる

リフォーム会社の品質には社員(担当者・スタッフなど)の「質」も大きく関係していることは言うまでもありません。顧客対応の良さや、安定した経営が行われていることも、リフォーム会社の品質の高さを裏付ける要素となるでしょう。

価格が適正であること

施主側の視点から捉えた場合、その工事に対して適正な工事費が設定されていることも大切です。具体的には、工事内容に見合った納得のいく価格、工事内容の割には安価と思える価格、などです。

リフォームの料金は基本的に「技術」に対して支払われるため、一般に分かりにくい料金体系になります。単純に価格で善し悪しを決められないのが実情ですので、「満足のいく価格」であることは非常に重要です。

信頼できるリフォーム会社の具体的な特徴

リフォーム会社の信頼度を客観的に判断する上で、重視すべき点は「工事の質」です。高品質な工事を行っている会社にはどのような特徴があるのかをご紹介します。

  • 施工実績が豊富
  • 施工事例の現場見学が可能
  • 評判・評価が高い
  • 建築・リフォームに関する有資格者が在籍している
  • アフターフォロー、保証体制が整備されている
  • 諸書類が適切

施工実績が豊富

施工経験値の高さはノウハウの多さや高い技術力を裏付ける要素となります。特に、実施を予定しているリフォームの内容と類似したリフォーム工事を、これまでに多く手掛けている会社に注目すると良いでしょう。

施工事例の現場見学が可能

施工事例に関しては、リフォーム会社が運営するウェブサイトやパンフレットなどで確認できる場合が多いのですが、実際に現場を見るのが最良です。「現場を見せて欲しい」という見込み客のリクエストに快く応じる会社は、自社の施工に自信があり、顧客対応にも優れていると考えられます。

評判・評価が高い

評判が良い、評価が高いリフォーム会社に対しては、信頼が高まります。インターネット上で口コミ情報を得られる場合もありますし、実際にその会社を利用した施主に直接話が聞ければより参考になるでしょう。特に、クレームやトラブルに関する情報には要注意です。工事の不備・瑕疵に起因するものや、工事中における近隣住宅との問題など、トラブルの情報が目立つ会社は避けた方が無難です。

また、リピート率も一つの判断要素となります。何度も工事依頼を行う人や、第三者にその会社を紹介をする人が多い会社は、良質な会社である可能性が高いと言えます。リピート率の高さは、その会社の工事に対する満足度の高さと比例していると考えられます。

建築・リフォームに関する有資格者が在籍している

建築士、施工管理士、インテリア・内装に関するアドバイザーやコーディネーターなど、有資格者が多く在籍しているリフォーム会社は、設計・提案、工事管理など、リフォーム工事に対する総合力が優れている可能性が高いと評価できます。

※大半のリフォームは資格がなくてもできてしまいます。

アフターフォロー、保証体制が整備されている

リフォーム工事は、工事完了後のアフターフォローや、保証の体制についても重要となってきます。これらの体制が十分に整備されている会社であるほど、信頼が高いといえます。

諸書類が適切

十分かつ詳細な情報が正確に記載されており、ユーザビリティーにも配慮した書類を作成できるリフォーム会社は、極めて優れているといえます。

諸書類の「質の良さ」を見るポイントには、見積書に関する丁寧な工事内容・明細の記載・工事仕様変更時や工事追加工事時に関する記載、的確な工程表の提出、適正な契約書、明確な引渡し時期・保証体制・アフターサービス基準の明示などが挙げられるでしょう。

リフォーム会社の担当者を見極める方法

「企業は人なり」と昔から言われていますが、現代においてもこの考え方は十分に通用します。社員ひとりひとりの、仕事のやり方、顧客への対応などを観察・評価することで、その会社の「質」を見ることができます。

リフォーム会社とのやりとりにおいて、施主(あるいは見込み客)が、契約・施工に至るまでの間に、もっとも接触する機会が多いのは「営業」と言われる職種の社員です。営業社員は、その施主の担当者となり、セールスを行うと共に様々なアドバイスやサポートを行います。いわゆる「良い担当者」は、どのように見分ければよいのでしょうか。

顧客に対する誠意

顧客に対する誠実さとは、「嘘を言わない、欺かない、無理をさせない」ということです。仕事を受注するためならば、どんな物言いも辞さない様な営業を行う担当者(およびその会社)は、非常に不誠実です。

仮に工事技術が高い会社であったとしても、愛想がいくら良かったとしても、営業方法が顧客にとって不利益ならば許容はできないでしょう。

営業スタイルや接客

客から見て不誠実な営業スタイルの最たる例は訪問販売でしょう。飛び込みでいきなり自宅を訪問して、住宅の欠陥などを指摘して不安を煽る手法や、格安・激安を謳ったセールスが代表例です。最悪の場合、脅し文句を使った強引な営業をする悪徳業者も存在します。リフォームには綿密な計画が必要で、決して焦って行うようなものではありません。

また、工事費が安価であるのは確かに魅力的ですが、相場と比べてあまりにも下げ幅が大きな場合は、その工事の「品質」を疑うべきです。

見積書

分かりやすい見積書を作れるかどうかで、担当者の質を判断することもできます。本来見積書は、分かり易く、必要な説明が明記されている必要があります。たとえば詳細が書かれていない見積書を使って、価格の格安さを強調した説明をするようなことがあれば、その会社は質の低い会社と判断しましょう。良い見積書には内訳明細がついており透明性が高い上、細かい内容は担当者によってしっかり説明されます。

ここがポイント

リフォーム会社の担当者を見極めるには、誠意があるかどうか(嘘をつかない、顧客に対する思いやり)が重要になります。また、項目が明記され、しっかりと詳細が書かれた見積書を作れることも一つの基準となります。