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モルタル壁からサイディング壁にする際の注意点

こんにちは。
先日、地震がありそのせいでモルタル外壁にヒビが入ってしまいました。
そろそろリフォームしようかと思っていたので、この際、モルタルからサイディング壁にしようかと検討しています。
モルタル壁からサイディング壁にする際は、何かに注意したほうがいいのでしょうか。
助言頂ければ幸いです。
リフォーム会社の回答
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モルタル壁をサイディングにするときの注意ですが、近年のサイディングの施工方法は、壁の内部が群れて結露しないように、通気胴縁(厚さ15から18mm)を施工し、その上に14mmから18mmなどの窯業系や金属系のサイディングを施工します。
合計すると29mmから36mm程度になりますので、雨仕舞いの関係で、既存のモルタルを剥がし、できれば下地の合板や木摺(きずり)の状態を確認し、場合によっては張り替えて防水紙を張り、通気胴縁、サイディングという施工がベストです。
昔流行った訪問販売の「パット サイ〇〇ア」などは、モルタル直にサイディングを釘打ちするなどの粗悪な施工をしていて、いつの間にか淘汰されていきましたね。
モルタルを剥がさずに直接、防水紙、通気胴縁、サイディングという施工をすることもあるようですが、サッシ周りの水切りに無理があり、雨漏りの原因になる事もあるので、私は、おすすめはしません。ありがとう2017年2月22日 10時21分
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相談者
もじもじ君さん
メディック様ありがとうございます。
>既存のモルタルを剥がし、できれば下地の合板や木摺(きずり)の状態を確認し、場合によっては張り替えて防水紙を張り、通気胴縁、サイディングという施工がベストです。
この時の下地の状態の確認と言うのは、私自身行ったほうがいいのでしょうか。言えば見せてくれるのでしょうか?2017年2月22日 16時44分
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確認すべき事項は、水が回って腐食していないか、白蟻被害にあっていないかの状況です。
モルタルを剥がすと防水の「アスファルトフェルト=黒い紙」が見えます。これも剥がすと合板や木摺が見えますので、その時点で確認しますが、アスファルトフェルトを剥がしたままだと雨が降ったときに雨漏りしますので、状態が良ければすぐに防水紙を張ります。
被害部分があれば交換しますが、剥がしながらの判断になるので、お施主様がずっと付いているわけにもいかないでしょうから、信頼できる業者さんに任せるしかないでしょうね。
一番良いのは、築年数にもよりますが、筋交いの位置などを確認し、外部は7.5mm以上の合板を張ることを前提に耐震計算をして、サイディングを張るのがベストです。
昭和56年5月以前の確認申請の建物は旧耐震基準に依る設計。昭和56年6月~平成12年5月までの確認申請の建物は新耐震基準。それ以降は新々耐震基準による設計です。
旧耐震基準の建物はサイディングにするなら、耐震診断、耐震設計をし、合板に依る耐震補強が必須です。ありがとう2017年2月22日 17時00分
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それと言い忘れました。お客様が見たいと言えば見せてくれるはずですし、わからない点は質問はしたほうが良いですね。
それと、もし工事をするなら、必ず業者さんに解体、状況、補強などの工事工程の写真を撮って「工事写真帳」としてまとめてもらってください。
ご自分でもところどころ撮っても良いと思います。足場の上に乗るときには、ヘルメット着用です。
当社は足場を架設する際にお客様が登れるように階段を必ず設置します。これも「時々現場を見たいので、階段を付けてください。」と要求してよいのではないでしょうか?ありがとう2017年2月22日 17時06分
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相談者
もじもじ君さん