屋根 |  戸建て
木造住宅の屋根の修理・瓦の葺き替えについて

昨年9月の台風で自宅、一軒家の木造住宅の屋根の瓦がずれたり、一部破損したりして、雨漏りが発生しました。現在の家に住み始めて初めての経験で非常に怖かったです。さて、その屋根の修理ですが、業者が忙しく未だに順番待ちの状態なのですが、新たに葺き替える屋根瓦についてどうするか考えています。最近の瓦で軽量な物があると聞いていますので、古い家でもあり、それにしようかと思うのですが、従来からの重い瓦に比べた際に、利点の他に不利な点はあるのでしょうか?(風で飛ばされやすいとか?)また、瓦以外の選択肢だとどういった選択肢が考えられますか?
リフォーム会社の回答
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はじめまして。
株式会社住まいDesignですまいるーふを運営しております、渡邉と申します。
まず、屋根材にはそれぞれ特徴があります。
大きくわけて、瓦・金属・セメント・アスファルトと分けられるでしょう。
耐久年数(製品保証年数もご確認下さい。)・美観(見た目)・機能性で屋根材を選ぶとよいでしょう。
とは言いましても、何百と種類がある屋根材ですので、施工業者によって得意な屋根材に違いがあります。(得意というのは施工の面も含め、仕入れの金額もです。)
瓦の一番の利点は部分補修が可能だと言う事と、葺き直しという手段が取れることです。
葺き直しというのは、今ある瓦を一時的に剥がし、下地や防水紙の強化、張り替えを行い、瓦を元に戻す作業になります。
材料費をほとんど掛けずに、葺き替えをした時と同じ耐久性を得る事ができます。
ただし、重さや美観に変化はありません。
下地や防水紙が傷んでくると、また葺き直しを行います。
25年が葺き直しの目安です。が、50年持つように施工する事も可能です。
金属系には塗装された金属を使います。
現在ではガルバリウム鋼板という金属が一番主流となっていますね。
表面がフッ素塗装されたもの、断熱材をはりつけたものなど様々です。
が、断熱性は瓦の屋根の方が一枚上手です。
製品保証の年数がメーカーや材料ごとに違うので、調べてみて下さい。
弊社では瓦から金属屋根に葺き替えする際、断熱や遮熱の工事を併せて行う事が多いです。瓦の時の住環境を維持する為です。
まず、葺き替えを行うにあたり、一番大切なことは下地・防水紙に高品質なものを使用する事だと思います。
雨漏りが起こる原因の殆どは防水紙の劣化です。
屋根材は防水紙を守る物だとお考えください。
50年持つように施工することも可能、と書いたのは防水紙の性能に左右される為です。
弊社の関西支店より、現地調査もお伺いできますので、ご興味ございましたらご連絡下さいませ。また、弊社ホームページ上にも施工事例を紹介しておりますので、ご覧ください。
最後になりましたが、現在主流の屋根材を幾つか紹介しますので、ご自身でお調べになってみて下さい。
瓦
・鶴弥
・新東
・マルスギ
金属系
・ニチハ 横暖ルーフ
・IG興業 ガルテクト
・伊藤忠建材 SkymetalRoof
・D'sRoofing
・LIXIL T-roof
セメント系
・KMEW Rooga
アスファルト系
・旭ファイバー リッジウェイ
・田島ルーフィング ロフティー
・オーウェンスコーニング オークリッジありがとう2019年2月18日 15時59分