外壁 |  戸建て
外壁リフォームで上張りをすることで耐震の補強もできますか?

外壁の劣化が目立つようになりリフォームを考えていますが、今ある外壁の上からサイディングボードを張り付けて耐震の補強も兼ねた形で出来ないかと考えているのですが、まずそういった形で施工ができるのかという事と、住宅そのものの影響、例えば通気性の問題であったり湿気などの問題の懸念について教えて欲しいです。また全く違う工法や外壁のリフォームと耐震が両立できる方法があれば教えて欲しいです。
リフォーム会社の回答
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Miyo様、既存外壁の上貼り(カバー工法)ですと、軽い素材の金属系、樹脂系でしたらほぼ問題ないのですが、釜業系の重たいものですと逆に耐震性は落ちます。
また壁だけでなく、屋根や基礎といったバランスも重要となってきます。屋根も軽い素材のものが良いでしょう。
耐震を1番に考えるのであれば外壁用の筋交や、内壁用の筋交での壁補強をする事ですね。
壁のカバー工法による通気性の問題は、取付施工の際に胴縁をきちんと入れてくれる業者さんでないと、壁からの結露に悩まされる原因にもなります。
参考になりましたでしょうか?ありがとう2020年2月20日 12時06分
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こんばんは、miyoさん。
今ある、外壁の上から張り付けての耐震は期待できないです。
谷建装さまのおっしゃる通り筋交いを入れることで、耐震性能を上げる事は期待できますが、
必ずしもほしい場所に筋交いが入らない場所や、すでに入っていてバランスのよい筋交い配置にならない場合があります。(新築でない限り難しいのが現実だと思います)
あとは、外壁を剥いで柱や梁などのいわゆる家の構造をつかさどる部位に、耐震面材を直接釘で止付けることで耐震はあげていく事が可能です。
あとは、谷建装様の言われている外壁と構造部分の間の通気層を確保しつつ
しっかりとした工事をしてもらいましょう。ありがとう2020年2月20日 22時12分