断熱 |  戸建て
建築後の断熱材充填について

20年前に建てた一戸建て。壁や床下に断熱材を入れていないのが分かり尋ねたところ、以前にひどく結露したことがあって大変な目に遭ったから入れないと工務店はいう。断熱していないと九州でも冬場の冷え込みはきつい。また歳をとってきてヒートショックも怖い。もちろん夏の暑さもエアコン稼働のため電気代がかなりかかる。建築後でも比較的簡単にできる断熱工事の方法があれば知りたいのですが。
リフォーム会社の回答
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栃木県宇都宮市の地域工務店、ヨシダクラフトの吉田武志と申します。
質問を読ませて頂きました。
今から23年くらい前の地球温暖化京都会議の後くらいが、高断熱住宅が日本に普及し始めた時期です。断熱工事と気密工事を適切に行えば壁体内結露等する可能性は少ないです。
建物を壊さずにできる断熱工事は、以下の窓・床下・天井裏の3か所です。
1.現在の窓の内側に、ペアガラスの樹脂内窓を付けること。https://yoshidacraft.net/5980/
2.床下から床断熱工事をすること。https://yoshidacraft.net/14810/
3.2階の屋根裏に入って断熱材を入れること。リフォームの場合、天井裏はできればセルローズファイバーか吹き込みグラスウールのような、「吹き込み式」が隙間なく施工出来ます。
外壁の断熱工事を効果的に行うには、室内側から壁を壊して断熱材を入れるなど、お金が掛かります。
夏の暑さ対策は、日射遮蔽です。https://yoshidacraft.net/19351/ありがとう2020年6月10日 13時46分
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こんにちは、rouさん。
ヨシダクラフトさんが、レベルの高い回答をされているので、回答することはほとんどないのですが、ひとつだけ参考になることをお伝えしたく、回答させていただきます。
床や天井などは比較的断熱の対応が可能なのでしょうが、壁は大掛かりになり生活に支障をきたすのでなかなか難しい工事です。
そこで、既存の壁の上から断熱パネルを貼るという工法があります。
数社から出ているので、検索されるとよいと思います。
もちろん工費はかかりますが、今の生活を考えると最終的なメリットは大きいのかなと思います。
もちろん、家全体が望ましいですが、費用を照らし合わせながら、リビング、寝室、脱衣、トイレといった主だったお部屋など、単体での工事でもメリットはあるでしょう。ありがとう2020年6月20日 17時13分