断熱  |  戸建て

リフォームで高気密化することは可能なのでしょうか?

M・Y M・Yさん

断熱リフォームを検討していますが、断熱材を追加することでどれほどの効果があるのでしょうか。
最近の住宅は高気密・高断熱の数値を謳っていますが、リフォームで断熱材の追加や窓のリフォームで高断熱に出来ても、気密に関してリフォームで高気密化することは可能なのでしょうか。

2023年3月22日 11時08分

リフォーム会社の回答

  • 総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー

    対応地域(茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川)

    はじめまして。
    総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーの村松と申します。
    質問拝見しました。
    下記回答をさせて頂きます。

    リフォームで高気密化は可能です。

    家の気密というのは家の隙間が少なく、その隙間から家の中の空気が漏れださない事を指します。

    どのような家にも必ず隙間は存在しています。
    極端な話、その隙間をテープで塞ぐだけでも気密性能は上がります。
    ですから適切な断熱材等を用い、適切な施工を行う事で、より気密性能は向上するでしょう。

    実際どれくらいの効果があるのかですが、年間で1万円~5万円程度だと考えています。
    この金額も色々な機関で数字上で計算されたものです。
    確実に5万円という訳でも無いですし、5万円以上節約できないという訳でもありません。

    ただ、高断熱高気密にする事で省エネができるという事はほぼ間違いないと言えるでしょう。

    参考になれば幸いです。

     ありがとう

    2023年3月23日 11時24分

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  • 有限会社 藤田ハウス 一級建築士事務所

    対応地域(茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛媛)

    こんにちは、M・Yさん。
    先に述べられた会社さんの補足になります。
    家の気密は、先知識などが ある会社さんは相談することが大前提だとおもいます。
    高気密にすることは新築でも難しく、経験や知識の少ない会社さんでは隙間のポイントがわからずに気密にならずあまり光熱費も下がらない。。。などという事も私どもも相談を受けます。
    基本的には新築のような気密にはならないと思っておいた方がいいでしょう。
    しっかりと数値化するには 費用はかかりますが『気密測定』をして、『およそ』でなく、しっかりとした家の性能を出しておくことで、前の方が述べらた光熱費などの削減に間違いなくつながります。
    気密と断熱のバランスが取れてこその高気密、高断熱。
    高気密で家本体の寿命も伸ばせると言って過言ではないので、しっかりと勉強することも大切です。

     ありがとう

    2023年3月23日 21時19分

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  • 建築創造工房ヤマモト

    対応地域(茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛媛、高知)

    M・Yさんこんにちは! 
     断熱と気密はセットで考えるのが基本ですが、ほかに換気や結露のことも同時に検討する必要があります。新築であればこれらをセットにして最適なご提案ができますが、リフォームの場合は費用面がかなりネックになります。
     そこで優先順位をつけてみます。断熱性の一番の問題は開口部です。窓の熱の流出入は住宅全体の6~7割といわれています。仮にこれを無視して壁だけ断熱して気密性を上げても、窓は結露水でベチャベチャになります。適切に換気できなければ、尚ひどい結果になります。なのでまずは開口部から取り掛かってください。今現在、先進的窓リノベ事業というのがあり、工事金額の半額程が補助金から賄われます。今から発注しても2カ月待ちの状態で、運良く補助金にありつけるか疑問ですが、やってみる価値はあります。
     その次に壁・天井・床の断熱工事について検討ですが、ただ壁を剥いで断熱材を入れて、気密性を持たせればいいというわけではありません。ここで壁体内結露という問題があります。聞きなれない言葉だと思います。壁の中で何が起こっているのか?プロの建築屋さんでも正確に説明できる人はあまりいません。試しに「定常結露計算はできますか?」と聞いてみてください。簡易結露計算でもいいです。話が長くなるので詳しくは述べませんが、これができなければいくら断熱材にお金をかけても、かえって家を腐らせて弱くなるだけかもしれません。
     それでも断熱改修がしたいということであれば、内側から断熱材を施工して気密性を持たせる方法、これ一択です。
    これなら壁体内結露をあまり心配しなくてもいいです。部分改修にするか、全体改修にするかは予算次第です。検討してみてください。

     ありがとう

    2023年3月27日 04時22分

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この投稿は、2023年3月22日時点の情報です。現在とは異なる可能性がありますので、ご自身の責任のもと参考にするかご判断くださいますようお願い致します。