壁紙・クロス張替え |  戸建て
壁紙は張替えから1年もしないうちに浮いたり亀裂が入るものなのでしょうか

全内装、壁紙張替え済(フルリフォーム済)となっている築10年の中古住宅の話しです。
家を見学した時にはフルリフォーム済だったこともあり、築10年でしたがとても綺麗な家です。
すぐに気に入り購入してから約1年後。
内装の壁紙わずかにが気泡のような感じで浮いてる場所に気づき、手で圧縮すると張付いていたので気にせず生活を送るようになりました。
そのあとも別の場所がわずかに浮いているのを発見しては、張り直しを繰り返しているうちに浮いている部分が大きくなるようになってきました。
入居から3年目になり縦線の亀裂のようなものがあることに気づいて、初めて住宅販売店に連絡をしてみました。
回答は「請け負ったリフォーム会社に確認したところ、湿気で浮いてきている。亀裂はおそらく地震によるもので、よくあること」とありました。
リフォームの知識もなくその時は納得して終わったのですが、4年目に入り最初に発見した部分の浮きが目立つようになってきました。
そこで質問です。
内装壁紙は張替えから1年もしないうちに浮いたり亀裂が入るものなのでしょうか。
浮いている部分の多くは角(隅)で、紙がくるっと湿気で捲れたような状態です。
地震について話しがありましたが、1度震度4くらいの地震はありましたがその前から亀裂はありました。
リフォーム会社の回答
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こんにちは、青い鳥さん。
壁紙の浮きやひび割れは、特定の要因だけではない事が多いです。新築の時にでも数ヶ月後に部屋の隅や壁の途中に亀裂が入ったり、クロスの継ぎ目が広がったりという事がある時もあります。その時には、工務店やクロスの業者と立ち会った上で原因を調べ 問題があれば対応していくことになります。
今回の場合は、中古住宅という事ですので 新築時よりは下地の状態が悪くなり浮きやすくはなります。
ただ 角に影響が出るのは、既存の新築時からの問題があった可能性もあります。したがって多少有償になっても原因を調べてもらってはいかがでしょうか。そのままにして 気になる度に補修するよりは、しっかりと調査してもらった方が長く住めると思います。 (ただし、原因を正確に判断できるかどうかは会社によって違いますので、
相談する会社さんとは、しっかりと話し合い、遠慮なく疑問点を聞くだけでなく実績や経験を聞くことも大事だと思います)ありがとう2023年3月23日 20時49分
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青い鳥さんこんにちは
今回のクロスのトラブルの原因で考えられるのは4つ
①家の耐震性
⓶雨漏り
③下地の問題
④クロス屋さんの技術的な要因
この中で④はまずないでしょう。
心配なのは①と⓶
①クロスにひび割れが出ているなら耐震性の不備を疑ってください。
一つの目安として層間変形角1/120ラジアンというのがあります。
例えば天井高さが2400とします。床から天井の間で2cm以上揺れるとクロスにヒビが入ります。
耐震性という意味では深刻というレベルではありませんが、一度、耐震診断をしてみることをお勧めします。
⓶雨漏りが原因とするとクロスの異常は外壁周りに限定されます。サッシ周り、ベランダ笠木、屋根の下屋納まり、外壁を留める釘の状況を中心にチェックしてください。(①と⓶が同時に起こっていることも考えられます。)
③下地の問題を挙げたのは、築10年のリフォームということでしたので。
あまりない例ですが、左官下地の上に総パテをしてクロスを張ることがあります。費用を抑えるためですが、この場合同じ部屋でも場所によってクロスが剥がれるところと、大丈夫なところが出てきます。クロスが剥がれるときは継ぎ目から捲れるような感じになります。(膨れるというのとは少し違います。)捲れたところから下地が見えるので、砂地のような下地が見えれば左官壁です。補修方法としては左官壁を撤去してボード系下地にするのが確実ですが、費用も時間もかかります。防火上の内装制限を受けなければ、クロスを剝いだ後、4㎜ベニヤを釘やビス、両面テープや接着剤を使って左官壁に留めつけて下地にしてください。柱や鴨居にチリがあればひと壁づつリフォームできるので安上がりです。ありがとう2023年3月27日 03時25分