屋根 |  戸建て
棟板金が壊れているとどの様な不具合が起こりますか?

この間、屋根のリフォーム業者が突然家にきました。屋根の棟板金が浮いているといわれました。悪徳業者のうわさは聞いていましたので、その時はお断りしましたが、少し心配です。棟板金が壊れているとどの様な不具合が起こりますか?また、修理代金はどの位でしょうか?
リフォーム会社の回答
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sennbada様
棟板金の釘のゆるみは 道路の振動や家の揺れなどで 経年劣化とともに起きる現象でおおよそ20年目位から発生してきます。釘が緩んだ弊害としては台風や春1番などの強風の時に棟が飛んでしまう事になりますが 飛んだ棟が人や車、窓ガラス等に当たると大変なので、火災保険や傷害保険対人対物などの保険もチェックしておいた方が宜しいかと思います。
また 施工時の釘の打ち方にも問題がある場合があります。ベテランの職人で後々を考えて釘を下から上に向けて打込む位
の気ずかいがある職人と 止めれば良い程度の考えの職人の差で中の貫と言う木が腐りやすいか難いかの違いも出てきます。最近は貫の厚みも少しは厚いものを使ったり 防腐処理済の貫を使ったり 樹脂製の腐り難い製品なども出てきていますが、昔の場合はそこまで考えていない為 起きて来る事が多いです。
梯子で登ってついでに点検する事も出来ますが 下地の貫が腐って緩んでいる時もありますので 20年過ぎた家の場合は
先ず、一度剥がして腐り具合を確認して新しい貫に交換することをお勧めいたします。お気軽にご相談ください。2024年4月19日 15時37分
この投稿は、2024年4月15日時点の情報です。現在とは異なる可能性がありますので、ご自身の責任のもと参考にするかご判断くださいますようお願い致します。