トイレ |  集合住宅(アパート・マンション)
タンクのあるトイレをタンクレスにしたい

マンション築24年のトイレのリフォームを考えています。現在はタンクが付いている形の便器です。これをタンクレスにしたいと思って相談したことがあるのですが、リフォーム会社に嫌な顔をされました。
マンションだから水漏れが心配なようでした。でも、もっと古いマンションは沢山あると思います。古いマンションでトイレをリフォームする場合、嫌な顔をされるのでしょうか。
リフォーム会社の回答
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古いマンションでのトイレのリフォームは、確かにいくつかの考慮事項がありますね。特にマンション全体の配管や構造に関わる場合、管理組合や施工会社からは慎重な対応が求められることがあります。
一般的に、以下の点が考慮されることがあります:
配管の問題: 古いマンションでは、配管の老朽化や設計上の問題がある場合があります。新しいトイレを設置する際には、これらの問題を引き起こさないようにする必要があります。
管理組合のルール: マンションの管理組合によっては、共用部分や建物全体の構造に関わる改修に対して厳格な規制があることがあります。そのため、トイレのリフォームも含めた工事は、事前に管理組合の承認が必要な場合があります。
水漏れリスクへの配慮: タンクレスの便器は通常、壁に設置された水槽に依存します。これが適切に設置されない場合、水漏れのリスクが増す可能性があります。特に古い配管や不適切な設置が原因で、周囲の住戸にも影響を及ぼす可能性があります。
したがって、リフォームを検討する際には、以下の点に留意すると良いでしょう:
専門家の意見を取る: リフォーム会社や建築士に相談し、マンションの構造や配管の状態について詳細に調査してもらうことが重要です。
管理組合との調整: マンションの管理組合に計画を提案し、事前に承認を取ることが推奨されます。その際に、新しい設備が全体の安全性や持続可能性にどのように影響するかを明確に説明することが肝要です。
予算と工期の確保: リフォームにかかる予算と工期を十分に確保し、予期せぬ問題にも迅速に対応できるようにすることが重要です。
このように、トイレのリフォームは単純な改装ではなく、建物全体の安全性や管理の観点から慎重に進める必要があります。それでも、適切に計画し専門家と協力すれば、古いマンションでも安全かつ快適なトイレ環境を整えることが可能です。ありがとう2025年5月16日 08時34分
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リス 様
ご相談内容拝見致しました。
築24年のマンションで、トイレのリフォーム(タンクレストイレの設置)を依頼して嫌な顔をされた理由がよく分かりません。
思い浮かぶとすれば、その営業マンの知識と経験不足ではないでしょうか?
マンションでタンクレストイレにする場合の唯一の心配点といえば、水圧の問題があります。
タンク付きのトイレは、タンクに水を一旦溜めてから洗浄するので、水圧が弱くても関係ありませんが、タンクレストイレは給水管の水圧を利用して洗浄するので、必要最低限の水圧が確保できる必要があります。
(近年のタンクレスはブースタポンプ(加圧ポンプ)が内蔵されている商品が一般的ですので、水圧の心配も少なくなっています。)
また、タンクがなくなることで、トイレ使用後の手洗用の手洗器が別途必要になり、その工事も必要になります。
マンションの場合は、排水管が壁から出ていたり、またマンションでも床から出ていたり等、色んなケースがありますので、お客様に提案する際はそれなりの知識が必要となります。
水漏れが心配だというお話ですが、古い便器をそのまま使用している方が水漏れのリスクが高いと思いますので、理由にはなっていないと思います。
一度他の業者さんに相談してみてください。ありがとう2025年5月16日 11時49分