断熱 |  リビング |  戸建て
リビングに床暖房を設置するリフォームでいくつか質問があります。

他のリフォームと一緒にリビングに床暖房を設置することも検討していますが、いくつか質問があります。
一つ目は、現在リビングは一般的なフローリングの状態ですが、床暖房の設備を設置する場合、床暖房専用のフローリングに必ずしなければならないのでしょうか。
二つ目は、作業を行っている最中はリビングの使用はできなくなると思いますが、半日から1日程の作業で、作業を行ってもらったその日から通常のリビングの使用はできるようになるのでしょうか。
三つ目は、熱源が電気かガスか迷っているのですが、電気かガスかによって工事内容は変わるのでしょうか。
リフォーム会社の回答
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uuh0様
Q1:一つ目は、現在リビングは一般的なフローリングの状態ですが、
床暖房の設備を設置する場合、床暖房専用のフローリングに必ずしなければならないのでしょうか。
A1:はい。そうでないと、床暖使用中にフローリングが反り、変形します。
Q2: 二つ目は、作業を行っている最中はリビングの使用はできなくなると思いますが、半日から1日程の作業で、作業を行ってもらったその日から通常のリビングの使用はできるようになるのでしょうか。
A2:無理です。1日目:解体工事 下地補修、配線、床暖設置 2日目:フローリング貼
3日目:壁面クロス張替、引渡クリーニングと2~3日間は掛かります。
Q3: 三つ目は、熱源が電気かガスか迷っているのですが、電気かガスかによって工事内容は変わるのでしょうか。
A3:変わります。電気をお勧めします。ありがとう2017年3月21日 11時09分
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戸建て住宅に床暖房を設置する際の注意点などを挙げておきます。
〇電気式の場合
専用電源をブレーカーから持ってきます。空き回路がない場合はブレーカーボックスの交換あるいは個ブレーカーボックスの増設が必要です。
配線は天井内から壁へ降ろす。またはブレーカーから壁内を降ろし、床下へ降ろす。等状況によって変わります。
コントローラーは壁付けになります。
従ってクロスの張替えが伴う場合があります。
〇温水式の場合
給湯器を給湯・風呂の追い焚き用の熱源の他に床暖房用の熱源バーナーを併せ持った2熱源式のものに交換。または床暖房用の専用給湯器を増設。
リビングからあまり遠くない位置に給湯器があるほうが良いので、床暖房用の給湯器までガス工事が必要になる場合もあります。
〇イニシャルコストとランニングコストでの比較
電気式はイニシャルコストが低、ランニングコストが高。
温水式はイニシャルコストが高、ランニングコストが低。
と言われています。
電気式、温水式とも床暖房にする場合は部屋全体にヒーターがあるわけではなく、周辺は周辺フロアと言うヒーターが無いフローリングで仕上げます。
ですからどちらも専用床材となります。リフォームの場合は、現在のフローリングに上張りする場合もありますし、撤去して、床下断熱材を厚いものに入れ替えて下地合板からやり替える場合もあります。
この辺りは予算に応じてですね。
さてどちらが良いかですが、電気式のほうが温水式に比べて温まり方は早いです。冷めるのも早いですが・・・。
トータルなコストや工期を考えると電気式のほうが、お薦めとは言えるかもしれません。
工期は電気式で2から3日、温水式だと3から4日といったところですね。ありがとう2017年3月21日 17時13分