耐震工事 |  戸建て
専門業者に耐震診断を依頼する場合、どうやって業者を選べば安心ですか

瓦屋根の古い木造一戸建てに住んでいます。自分の家の耐震性に不安があるため、必要であれば耐震工事を施したいと考えています。そこで、まず自治体などで行っている無料診断を利用しようと思ったのですが、それだけでは的確な診断ができない可能性があるという情報を耳にしてしまい、不安を感じるようになりました。
やはり、耐震診断は有料でやってもらった方がいいのでしょうか。その場合、何を基準に専門業者を選べばいいのでしょうか。
また、耐震診断をお願いしたリフォーム会社に、そのままの流れで工事も依頼した方がいいのでしょうか?
リフォーム会社の回答
-
リフォーム会社
私自身も耐震診断致しますが、2階建てのものはさほど難しいものではありません。3階建て以上は構造計算してもらわないと困りますが、低層住宅においての基本は4.5帖の間取りと6帖の間取りを組み合わされば無難な耐震住宅になります。
耐震診断士とか認定していますが、科学的根拠の物理的な構造を理解なさっているならいいですが単なる講習を受けて認定された許可でいいのでしょうか。力学すらわからない者に何を判定されなければならないか不思議に感じています。地震に不安を感じられている方に対し何の認識もない人間に許可を与え商売にしないことです。
本題に入りますが、建物の外郭平面を縦(Y軸)と横軸(X軸)として地震に対応する壁があるかを判定します。
先ず、各々(x軸、Y軸)4隅に筋交い(鉄骨の場合ブレース)があるかどうか。すべてあるならオーケーです。
更に、北面南面のX軸(横軸)の角の耐力壁(筋交い)の端から数えて2間に1枚の耐力耐があるかどうかを反対側の壁までチェックしてください。あればオーケーです。同様に、縦のY軸もチェックしてください。あればオーケーです。
建物内部のチェックも同様に2間のスパーンごとに耐力壁が確保されれば(これが確保されると4.5帖と6帖も間取りの組み合わせとなります。この時に、2階の壁と2階の壁が同一カ所にあり上下に柱も乗っていると理想的な構造なのです。
本来、構造を理解している設計士はそこ位置関係を考えてプラン作り致します。窓においても流体力学的には対角の風の流れを求めその位置には同じ開口の窓を作ります。風圧がかからないように。高層マンションで少し窓を開けると台風のように圧がかかるの入る風量と出る風量が違うため室内に風圧がかかるのです。一度、でかけますので中断します。これが物理学的発想なのです。テクニカルジョイントベンチャー(株)川西ありがとう2016年6月27日 15時12分
-
リフォーム会社
追伸、前述のように現状の建物の耐震診断は横軸と縦軸方向での壁面の数と所在の確認をすればいいのです。
そのあるべきところに耐力壁がない場合に筋交いや金物補強で補強すればいいのです。
地震は複雑な力の合力が伝搬され円運動を引き起こします。
昔から建物の4角に通し柱が設けられているのがその倒壊防止なのです。今の2階建住宅で通し柱がなく金物補強で建てられているのがありますが、長大材の製作、運搬及び搬入コスト削減ののためでしょう。
阪神大震災で、高速道路は土木工学の極みで1本の柱構造で作られ倒壊しました。その後、すべての高速道路は柱の安定化を是正されました。1本よりは2本、2本よりは3本が安定するのです。当然の帰結なのです。
シンプル・イズ・ベストなのです。
時々、耐震と言って基礎や柱に特殊金物を取付何十万や数百万の請求する工事があるようですが、部分的な解消済むようなものではありません。
他の話ですが、ある有名なK工務店が過去に耐震用として梁と柱の連結にに弾力性のあるゴムチューブをぐるぐる巻きにしました。地震後には、その箇所は梁が折れたとのことです。ゴムの柔軟性を期待したのでしょうが、結果はゴムの反力できつく縛られれ弱い箇所が折れたのでしょう。建物全体で力を伝え(伝搬)ながら倒壊を免れることなのです。そのため、下がり壁も力の伝搬作用となるのです。テクニカルジョイントベンチャー(株)川西(ホームページご覧ください)ありがとう2016年6月28日 05時13分