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グランドピアノを置くので防音リフォームをしたい

昨年の10月に中古戸建てを購入しました。
リフォームはこれからする予定なのですが、そのリフォームについてお伺いします。
今度、グランドピアノを購入するのですが、1階に置こうと思っています。1階の間取りはフローリングのリビングダイニングが15畳程度、隣には畳の和室が5.2畳あります。このどちらかに置こうと思っているのですが、できれば和室のほうに置きたいと思っています。
リフォームは、ご近所さんのことも考えてなるべく防音効果のある部屋に変更したいと考えています。
そこで質問なのですが、今が和室だとどのようなリフォーム工事の内容が考えられるのでしょうか?
また、和室とリビングを繋げるとした場合は、和室の部屋だけでなくリビングの防音リフォームをしたほうがいいのでしょうか?
ちなみに、現在の窓は二重サッシです。宜しくお願いします。
リフォーム会社の回答
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リフォーム会社
グランドピアノは150キロぐらいと思いましたが、先ずは床補強でしょう。
防音とは、4方を防音として尚且つ防音だけでは反響しますので壁面に吸音効果も設置することです。正常な音を聞き取るにはピアノの設置位置をきめ演奏者が適正な音を聞くことができるようにしなけれななりません。反響音と吸音とバランスです。
単に、ご近所の音問題だけなら簡単ですが。
防音工事専門は高いものです。
数年前、東京・二子玉川(東京音実劇場、ネットで閲覧可能)にライブハウス場の製作を頼まれ設計・施工いたしました。防音ドアからトイレ洗面手洗い2か所、エアコン、事務所、シャワールームなど135~140㎡総費用800万ぐらいでした。過去には、同様に我流でプレス工場の防音工事(木造築50年以上以の建物)もしました。
音のエネルギーは直線に進みますので、同一透過率の物を厚く張っても効果ありません。オートバイのマフラーは音エネルギーを紆余曲折したり穴の大きさを変えて消滅させているのです。劇場ドアの厚手のカーテンスクリーンも防音吸音効果のためです。壁面全体に厚手のカーテンや衣類などランダムに幾重かにぶら下げても効果があるのです。
どの程度の防音工事を求めているかです。理想を求めると限りなく工事代はかさみます。
防音材は、断熱材を利用して行われています。断熱=防音なのです。既存を利用して断熱マットでも可能です。専門は建築ではなく物理学を学んできました。建築は独学で資格取得いたしました。ありがとう2016年6月29日 11時43分
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グランドピアノを置かれるのでしたら、真っ先に考えて頂きたいのは、床が重さに耐えれるかを考えてください。
グランドピアノは300kgから500kgの重さがあります。
それを3か所に重さが掛かり、1か所あたり100以上の重さが掛かります。
その為に、床の補強が必要です。
防音で一番最初に考えるのは、窓と換気扇、扉を考える必要があると思います。
音漏れの一番するのは、窓と換気扇、扉と言われていますので、防音用のものが出ていますので、それを使用してもらうようにしてください。
2重サッシだけでしたら、音漏れがします。
天井や床、壁は、吸音性が高い材料や反響する材料を上手く組み合わせてください。
吸音のみでは、いい音が出ない場合があります。
しっかりと部屋全体を防音して頂く必要があります。
グランドピアノが置けるのであれば、和室の方が良いと思います。
床補強や防音工事など施工しやすくなります。ありがとう2016年6月29日 11時48分