防音・遮音 |  集合住宅(アパート・マンション)
防音部屋工事で安上がりにしても良い箇所はありますか?

築20年前後が経つマンションタイプの住宅に暮らしているのですが、楽器の練習等を自宅でも気軽に行えるようにしたいと考えています。最初はマットだけ敷いていれば良いかと思いましたが、それでは十分な対策とは言えなかったので、1部屋まるまる防音環境の内装にした方が良いとの結論に至りました。
そこで質問なのですが、防音部屋にする際に対策しておかないといけない部分と、ここは安上がりの工事でも問題ないといった場所の区別はありますでしょうか。ぜひお教え頂ければと思います。
リフォーム会社の回答
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ジャンバラヤさん、マドリエひらつかと申します。
今お住まいのマンション自体の壁・床などどうなっているか分かりませんが、
住宅建材としては防音マット+防音床などございます。
こちらにて床から漏れる音に対しては対策できるかと思います。
壁から(お隣に)漏れる音は壁をもう一枚で対策は出来るかと
※こちらは、建具・窓枠などに干渉します
窓硝子部にも内窓を取り付けることによって、ガラス面から逃げる音を改善できるかと思います。
当社お客様から、米軍基地から飛ぶ音が改善されたとおっしゃって頂いております。
但し、今お使いのガラスの種類によっては内窓設置によっては、熱割れが発生する場合がございます。ご注意下さい
※こちらはマンション管理組合さんにご確認願いたいのですが、窓は共有部分になりますので、マンションによっては内窓取り付け不可の場合もございます。
一度、お近くのリフォーム会社様へご相談なさってみて下さいありがとう2017年8月8日 11時09分
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ジャンバラヤさん
株式会社メディックの長谷山と申します。お問い合わせのマンションで楽器の練習となると、楽器によっては簡単な装置では防音遮音は難しいでしょうね。
鉄筋コンクリートのマンション以外の鉄骨建てのマンションなどは、きちんとした防音設備を設けないと楽器の練習や演奏では、必ずと言って良いほど近隣からクレームが出ます。
鉄筋コンクリとの建物は遮音的には少しは有利ですが、簡単に言うと軽微な設備や中途半端な設備では、音漏れがしやすいという事ですね。
きちんとした防音室を造るには、本来の建物の床壁天井、ドアなどの開口部から離して内側に別個の空間として作ります。
楽器の種類によっても仕上げ材を変えなければいけませんが、基本は別空間とすることに変わりはありません。別空間にする意味は、伝播音を遮断する必要があるからです。
使用する資材は大建工業などの国産建材メーカーで音響資材を出していますので、問題はありませんが、設計段階から大事な作業になります。
小さな1畳ほどの部屋を造るのでも、概算で100万円ほどかかります。
規格品の防音室というものもあります。ヤマハのアビテックスとカワイのナサールが代表的なものです。
各地のヤマハやカワイの営業所に資料が置いてありますので、お問い合わせいただくのも宜しいかと思います。
島村楽器の中にヤマハのアビテックスの展示がある店舗もございます。
下記のリンクからお手数ですが調べてみてください。
私は横浜市中区にあるカワイに息子のピアノレッスンに付き合って、時々行きますが、レッスン室が数室あり、グランドピアノが中に入っています。
ヤマハ アビテックス
http://jp.yamaha.com/products/soundproofing/
カワイ ナサール
http://www.kawai-os.co.jp/ありがとう2017年8月8日 11時22分