お風呂・浴室・バス |  戸建て
実際に分からなかったリフォーム業者の見積り

自宅のリフォーム工事を行いましたが、行う前の見積り段階で以下の項目が不明でした。
見積りは、浴室の入替工事です。
不明な項目
1.既設浴室解体、撤去、小運搬、処分、運搬 → 撤去、小運搬は同じではないのか?
2.既設電気配線切り回し → 専門用語過ぎて分からない。
3.諸経費、現場管理費、法定福利費 → 法定福利費とは何か?リフォーム業者も他社も入れてますのでとの回答
リフォーム会社の回答
-
clutch0223さん
こんにちは。キコ建築デザイン四之宮と申します。
1.解体撤去は、タイルをはがすことや浴槽をタイルやコンクリートで固めてありますので取り除く。という事です。
小運搬は、お家の中の浴室から玄関先まで運び出すことでタイルを解体すると何度も行ったり来たりします。
処分は産業廃棄物業者さんへ支払う金額です。
最後の運搬は産業廃棄物業者さんへ持ち込むときの運搬代金だと思われます。
2.既設は今あるという意味で、切り回しは、これから取り付ける照明器具の位置やスイッチの位置、換気扇
(浴室暖房機)の位置へ天井裏や壁内にある配線を移動させる=切り回しという事です。
つまり電気配線の移動工事費です。
3.法定福利費は社員の社会保険料や労働保険料を会社が負担している分です。
会社によっては解釈が違う場合もあるかもしれませんが、大体こんな感じかと思います。
きちんと一般の方でもわかる言葉で納得いくまで説明してくださると良いですね・・・。ありがとう2022年11月17日 11時36分
-
依頼した会社さんに納得いくまで説明いただくのが一番良いというのはclutch0223さんも承知しているという前提で予想で回答していきます。
1.一般的に小運搬とは、何らかの理由(道幅の問題など)で工事車両がお家の前までいけない場合に見積項目に入る場合があるかと思います。
2.既設電気配線切り回しとは、コンセントやスイッチの場所を移設する際に、電気配線の延長や短縮を行うことかと思われます。
3.法定福利費とは、工事に入る人材の社会保障や工事保険など、法律で定められている会社が負担しなければならない費用のことです。安全協力費という名目である場合もあります。
建築業界は見積金額を抑えるために削ってはいけない社会保障などの人権費を削ることが横行していたため、そのような流れから労働者を守るために公共工事などでは法定福利費を見積に明記することを国がルール化しました。
その流れがリフォームなどの民間工事でも活用されているのだと思います。
ただし、実際にすべてのリフォーム会社が明記しているわけではなく、会社側の利益で吸収しているところが多いのではないかというのが私の肌感覚です。
以上、ご参考になれば幸いです。ありがとう2022年11月17日 12時01分